16/06/25 03:59:11.70 CAP_USER.net
日本のシャープが来年からテレビや携帯電話の液晶表示装置に使われるOLED(有機発光ダイオード)パネルを生産する。世界OLED市場を主導するサムスン、LGに挑戦状を出したのだ。
23日のニッケイ・エイジアン・レビューによると、郭台銘フォックスコン会長は前日、台北で記者らに対し「2018年までには(OLEDパネルを)顧客に納品する準備ができているだろう」と述べた。
ニッケイ・エイジアン・レビューは「郭会長はOLEDをアップルに納品するかどうか明らかにしていないが、業界はiPhoneの液晶表示装置に使用される可能性が高いとみている」と伝えた。
OLED技術を保有していないシャープは技術の開発に2000億円を投入すると明らかにしていた。OLEDパネルは画質が鮮明で、画面が曲がるのが長所。現在、OLEDパネルを大量生産できる能力を備えているのはサムスンとLGだけだ。
シャープは今年4月、台湾のスマートフォン部品生産企業でiPhoneを生産するフォックスコンに買収された。フォックスコンはこの日、約7000人の人員削減(全体職員の16%)など企業全体レベルのリストラをすると明らかにした。
シャープの新社長に任命された戴正呉フォックスコン副総裁は「高コストの海外協力会社を整理する」とし「日本の経営方式も会社に利益にならなければなくす」と述べた。
シャープは2014会計年度(2014年4月ー2015年3月)に2000億円にのぼる赤字を出すなど、独自の生存が難しく、フォックスコンに買収された。フォックスコンは2年以内にシャープを黒字転換する計画だ。
※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。
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鴻海がOLED生産へ、サムスンに挑戦状
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台湾の鴻海科技集団(フォックスコン)の郭台銘(テリー・ゴウ)会長は、来年から有機発光ダイオード(OLED)パネルの生産を開始すると表明した。
最近買収したシャープで生産を行い、スマートフォン向けOLEDパネル市場を独占するサムスン電子に挑む構えとみられる。郭会長は普段から「サムスンに打ち勝つ」と公言してきた。
郭会長は22日、台湾で鴻海の株主総会に出席後、OLEDパネルの生産計画に関する記者団の質問に対し、「2018年までに客先に供給できる見通しだ」と述べた。郭会長は供給先の社名やOLEDパネルの種類については言及しなかった。
しかし、業界ではアップルのiPhone向けである可能性が高いとみている。アップルは来年発売するiPhoneの新製品にOLEDを採用する計画だ。
OLEDパネルは画質が鮮明で、薄い画面を曲げ、デザインを多様化することができる。
鴻海は子会社の富士康国際(FIH)を通じ、10年にわたり、iPhoneを受託生産しており、アップルとの信頼関係を積み上げてきた。今年3月にはOLEDパネルの開発と生産に2000億円を投資する計画を明らかにしていた。
チェ・ミンギ記者
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