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「デモ×若者」がテーマ 朝日新聞労組が5・3集会
2016年5月3日19時28分
朝日新聞阪神支局襲撃事件を機に始まった「言論の自由を考える5・3集会」(朝日新聞労働組合主催)が3日、神戸市であった。
テーマは「デモ×若者 社会は変わるのか」。
学生団体「SEALDs(シールズ)」のメンバーらによる安全保障関連法へのデモを振り返り、若者が声を上げることの意義などについて考えた。
集会は29回目で455人が参加。
ジャーナリストの津田大介氏(42)を進行役に討論した。
SEALDsのメンバーの千葉泰真さん(24)は「政治の話をしたことがない友人がニュースの話題を議論するようになった」。
高千穂大教授の五野井郁夫さん(37)は「若い人が牽引(けんいん)する形でメディアに訴えかけ、政治参加を促したことは大きい」と評価した。
SEALDsのデモに加わった精神科医の香山リカさん(55)は「一人じゃないと思えたのは強い」と語った。
一方で、京都大大学院教授の佐藤卓己さん(55)は
「デモを礼賛する社会に抵抗感がある。対話不在が未来への不信を生み出している」と語った。
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