北岡伸一at HISTORY2
北岡伸一 - 暇つぶし2ch35:名無しさん@お腹いっぱい。
16/08/18 21:15:19.00 BPHsmyNw0.net
>>32
月刊WiLL:2016年8月号
外務省が日本を滅ぼす
■中西輝政×古田博司
脳内白人と化した官僚
URLリンク(web-wac.co.jp)
【中西】 日本国内の歴史認識、歴史研究、あるいはその関係の一般の出版物にまで、「関係国との和解のために必要だ」という名目で
外国の意向を一方的に受け入れようとする。これは日本における「学問の自由」や「言論の自由」、そして「精神の自由」にまで外国勢力
や反対派を立ち入らせることになります。そうなると、いずれこれは宗教戦争にまで発展しかねません。
【古田】 本当ですね。韓国や中国の歴史というのは、偶像崇拝ですから。
【中西】 ところが、外務省と、外務省の息がかかった学者たちにすれば、これこそ「開かれた国益」というスローガンに忠実な試みで、
そうすることが、まさに長期的国益の両立、国際協調なんでしょうか。この政策には外務省が強くコミットしていますから、参議院選挙が
終わったら、そちらの方向に安倍政権は動き出すでしょう。
【古田】 僕はもう歴史共同研究には参加しませんよ。
【中西】 古田さんが参加しなくても、外務省は古田さんらの世代をバイパスにするでしょうね。外務省はつねに学者をリクルートする
のに大変巧妙で、上昇志向の強い若い世代のやり手学者に抜け目なく声をかけます。人並み以上に上昇志向の強い、また、一応
それだけの能力のある若い優秀な学者を、いわば「青田買い」的にリクルートする。そして彼らを引っ張り上げたり押し上げたりして
出世させようとマスコミを含む各方面に工作する。実際に彼らはそういうネットワークや学者の集団を一種の派閥に育て上げそれを、
学者の中に相当大きく広げています。そうして今や、国際政治学などでは学問の本来の発達を阻害するほどの影響力を持って、
「疑似主流派」を形成している。そうやって外務省が前途有望な学者の良心を腐らせるんです。
 おそらく外交機密費が財源だと思いますが、他の省庁とは比べものにならない大変潤沢な資金があるので、ひんぱんに国際会議に
出席するよう手配してくれたり、勉強会に若い有望な学者を呼んで話をさせ、帰りに「お車代」と言って大金を渡す。
【古田】 そうなんですよ、莫大な金額なんです。だから僕は一回でやめました。
《続く》


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