20/06/06 14:52:32 J40H6cLr0.net
★フロントスピーカー [F]ch
2chステレオ音源の場合はフロントSPだけが使われるので、TVや音楽では最も重要。
5.1ch映画の場合は前方左右の環境音、効果音、BGM、左右に移動した人物の台詞に使われる。
★センタースピーカー [C]ch
センターchは5.1ch以上の音源で使われる。2ch音源ではフロントL-Rのみで音の左右位置を作るが、
5.1ch音源ではLCRの3ch(L-C、C-Rも使う)で前方音の左右位置を作る。
5.1ch映画では前方中心に位置する環境音、効果音、BGM、台詞などがセンターchに出力される。
5.1ch音楽では中央部の楽器、センターボーカルなどが出力される。つまり出力される音の位置が違うだけで
音自体はフロントchと同じ。映画では全体の7割以上はこのchから出力されるため最も重要なch。
フロントとセンターは同じSPを使うのが理想で、映画館や制作スタジオは同じSPを3本使用している。
しかし家庭では同じSPを設置することが難しいため、フロントSPを横型に組み換えた
センターSPをシリーズとして揃えている。これを使えば低域レンジ以外はフロントと同じ音になる。
フロントと別シリーズのセンターを使う事も可能だが、前方音を左右異なるSPで聴く状態となり
違和感や不快感を生じやすい。また低品質なセンターを使うと主要な音が低品質となるため、
全体の音質低下を招き逆効果となるので注意が必要。
★サブウーファー(SW)[LFE]ch
サブウーファー(重低音担当スピーカー)とウーファー(2Way・3Wayスピーカーの低域担当ユニット)は別物なので注意。
5.1ch映画ではLFE chという主に20~120Hzの低域効果音専用に使われる。
SF/アクション/サスペンス/ホラー映画ではLFEが雰囲気・迫力作りに重要で、SWの有無で映画の印象は全然違う。
また各chにも20Hz~の低音が含まれているが、一般的なスピーカーでは40Hz以下の重低音は
十分に再生できないので代りにSWで再生させる。
SWの電源はAVアンプとは別だがAVアンプと連動させる事も可能。SWにオート・スタンバイ機能があれば
音の入力検知で自動ON/OFFする。またAVアンプとSWに12Vトリガー端子があれば
AVアンプと連動してON/OFFする。どちらもなければ連動タップ(電流感知式)で連動可能。
●連動タップ URLリンク(www.sanwa.co.jp)