17/03/08 00:47:41.84 Q+sdB0FF.net
少子化が進行したのは、女性の社会進出、晩婚化、非正規雇用、低収入があるが、福祉国家化というのが大きい
年金払ってれば、未婚のままでも少子家庭でも、自分の老後は何かなるという前提がある
年金福祉政策というのは、老人の生活を、若年が金負担して支えるシステムになってるが、
若年は、自分が支える対象の老人を選べるわけじゃない
ある老人の年金は、老人自身が払った保険料と、赤の他人が出してやる保険料の合算だ
この場合、老人の分母のいる若年は、自分が産み育てた若年の数とは関係がないのだから、
沢山の子供を産み育てた家庭は、自らの生活費・教育費を苦労した挙句、
育った複数の自分の子供が払う保険料は、子無しや少子で、子育てに苦労することもなく楽に過ごせた老人に奪われることになる
つまり、年金制度というのは極めて不合理で不公平な制度だということだ
仮に年金制度がない社会なら、老人の世話は子供がすることになる
沢山の子どもがいる老人は、自分の世話は複数の子どもに分散してみてもらえるから、
子供の負担も大きくならないし確実だ
一方、子どものいない老人は、自分の貯金を取り崩してケアサービスに料金払うしかない
そもそも子育てに金使わなかったのだから、その分、余分に金があるはずで文句言える立場にない
ところがそうした要素を一切考慮しないまま年金制度が設計されてる