21/04/26 18:30:39.29 0.net
昨秋の米大統領選で「大規模な不正があった」「闇の政府が関与」などと、あたかも真実であるかのように力説するが、根拠に乏しく、米国の裁判所でも認められていない内容だ。
ホワイトボードを背に授業を進めるように話す男性。
実は、子どもに英語を教える塾講師が本業だという。
「最初は、英文法を解説するチャンネルだった」。男性が読売新聞の取材に対し、経緯を明かした。
当時は再生回数が数十回と低迷していた。
男性は昨年、試しに大統領選を取り上げてみた。
「不正があった」とするトランプ大統領(当時)側の主張を紹介すると、再生回数が100倍以上に急上昇した。
「このネタをやれば数字が伸びる」。男性は、情報サイトで知った話を基に発信を続け、10万回以上再生されることもあった。視聴者の多くは中高年だった。
男性自身も不正を信じるようになり、最近は「ミャンマーのアウン・サン・スー・チー氏は闇の政府の一員」といった荒唐無稽な話にも言及している。
配信側は、再生回数などに応じて広告収入を受け取れる。
男性は「毎月、新卒社員の初任給ほどは入る」と話した。
「おすすめ」のワナ
<隠された真実がわかりました><勇気ある発信に感謝します>
多くの陰謀論の動画のコメント欄は、その内容に強く賛同する視聴者の言葉で埋め尽くされている。支持を集める要因とみられるのが、「おすすめ動画」の仕組みだ。
ユーチューブには視聴者の再生履歴などに応じ、その人が関心を持つと推測される動画が自動的に表示される機能がある。
世界のユーチューブの全視聴時間の7割以上は、この機能によるものだとされる。
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