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幼い本田が心を痛めた経験も、ハングリーさと爆発的なエネルギーにつながっている。目を伏せながら大三郎さんが言う。
「家庭のこと(両親の離婚)はいつも圭佑の胸の底にあったと思う。どれだけ子供にとってはつらいことか。
しかし圭佑はそれを奮起の材料にした。悲しい思いを執念、怨念にしてゴールに向かわせる反骨心があったと思う」
過激な本田のファッションも無関係ではない。
「圭佑の頭をみてるとまるで自分を見ているような気分になる。私も父親を大学時代に亡くし、打ち込んできたハンドボールが
できなくなるなど挫折を経験してすさんだこともある。髪を赤くしても、しなくても別に何か変わるわけではないけれど、あれが圭佑の表現の方法なんだと思う。両親の愛を受けられなかった圭佑が、子供のときから感じていた悔しさや、悲しさが表現されている気もする」