14/05/23 23:13:46.94
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両親がクラシック音楽畑の人間だったので、家にはいつも音楽が流れていて、フルートやバイオリン、チェロといった楽器も十数種類ありました。
私自身も3歳のときからピアノを始めたほか、バレエや日舞も習っていました。
といっても、それほど女の子らしいということはなく、弟ふたりと体を動かして遊ぶほうが好きだった気がします。
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専門学校の卒業後は無事に劇団に所属してミュージカルをすることになったのですが、それまでもあまり調子のよくなかった腰を痛めてしまい、ついに踊るのはもう無理だという事態になってしまいました。
それが24歳のときのことです。これからどうしようと途方に暮れていた私に、舞台でお世話になった関係者の方々に「きみは少年役で舞台に立ったときに、とても華があった。その年齢では宝塚は無理だけど、声優をしてみるのはどうか」と声をかけてくださいました。
それで初めて、声優という仕事に興味を持ったんです。