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リオ五輪のボランティア1万5000人が“欠勤状態”に(16/08/18)
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リオデジャネイロ・オリンピックで、大量のボランティアが会場に姿を見せず、「欠勤状態」であることが分かりました。
大会組織委員会によりますと、ボランティアの登録者5万人の3割にあたる1万5000人が欠勤状態で、
指定された会場などに姿を見せていないということです。
ボランティアが苛酷な労働で次々と姿を消す「2週間ぶっ続けで働かされた」【リオオリンピック】 2016年08月18日
URLリンク(www.huffingtonpost.jp)
5万人もの客が、自分で食費を稼ぎながら2週間もパーティーに参加できるだろうか?
これは誇張した表現ではない。これは、オリンピック関係者が実際にリオデジャネイロで直面している
大きな問題に類似しているリオでは5万人以上のボランティアが、感謝されることもない無給の仕事と
引き換えに、せめてボランティアとして適切に組織され、食事どきには食べ物にありつけることを必要
としていた。しかし結局、オリンピックが開幕して1週間ほどで1万5000人ほどが姿を消した。
リオオリンピック大会組織委員会は資金難に陥り、多くのボランティアが活動を断念している。現地会場の
中には、予定していたボランティアの約2割しかいなかったところもあったと、組織委員会のマリオ・
アンドラーダ報道官は認めている(ただしAP通信によると、全体的にはボランティアの参加率は70%を
超えていると、組織委員会の関係者が語っている)。
何万人のボランティアが底辺で頑張っている一方、トーマス・バッハ会長を含むIOCの役員も、自らを
「無報酬のボランティア」と名乗っているのに、全く不自由な生活をしていない。バッハ会長は、給料は
もらっていないが、それでも年間25万ドルの手当を得ている。
IOC役員会の14人の各メンバーもまた、厳密に言えば「無報酬」のはずなのに、オリンピックでの3週間、
彼らが貢献したからといって、2万ドルを超える額の手当が支給される。 さらに役員は宿泊、食事、
大会の最上席が自由に利用できる。