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つらいときこそ 優しさは力に変わる
2007年5月14日
今、子どもたちが苦しんでいます。いじめ、リストカット、自殺、薬物乱用、
援助交際、非行、犯罪…。子どもたち、君たちの周りに苦しんでいる友だちはいませんか。
君たち自身が、苦しんでいませんか。
私の元には、日々数百通のメールが届きます。特に、金曜日と日曜日の夜には
普段の倍以上の、「死にたい」「助けて」「いじめられてる」「虐待されてる」
「薬物が止められない」「リストカットが止められない」「助けて」というメールが届きます。
この三年二カ月で、日本全国の十五万人近い子どもたちから計三十二万件の悲鳴が届いています。
私は、夜眠らない子どもたち、すなわち夜の世界で非行や犯罪を繰り広げる
子どもたちと、この十六年生きあう中で、すでに二十七人の子どもたちを薬物の魔の
手によって失っています。また、この三年二カ月の、夜眠れない子どもたち、すなわち
いじめや親の虐待などで苦しむ子どもたちと生きあう中で、三十人の子どもたちを
自殺、事故死、殺人によって失っています。私の元に連絡が来ているだけで、五十七人の尊い命、
多分実際はさらに多いでしょう。
私は、君たち多くの子どもたちが、夜眠れずに苦しむのは、当たり前だと考えて
います。今、私たち大人が作ってしまったこの社会は、とてもいらいらしていて
攻撃的です。多くの大人たちですら、そのストレスからこころを病んだり、死を選ん
でしまっています。大人ですら、こんなに生きにくい今の社会は、君たちにとっては、
さらにつらいものでしょう。