09/02/15 21:27:29 0oofCz2c0
いじめられた側も自分の原因を解決すべきだという考え方は必ずしも
正しくはありません。
なぜなら、自分を変えることで解決するという前提は、自分を変える
ことで解決可能な問題に限定されてしまうからです。
たとえばいじめた人間の屈折した恨みが原因である場合、”なにが原
因なのか誰にも理解できない”という状況が考えられます。
またたとえば、集団いじめに参加しないことが原因で、集団いじめの
標的に加えられるという状況も考えられます。
それ以外にも人命の損失の恐れのあるような緊急性の高い状況もある
でしょう。
このようなときには、相手方があまりにも異常な存在であるために、
自分に変えるべき原因をみつけることもできないし、対処の方法を考
えつくことも個人ではできないレベルに達します。
そして付け加えないといけないのは、その自己解決を要求される人物
は知力も経験もない、少しのことで泣き出してしまうような子供であ
るということです。