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やらせ現場にTV愛知社員 外部指摘で判明、調査委を設置
2009年1月29日 19時30分
テレビ愛知(名古屋市)が別会社に制作を委託した番組で「やらせ」があった問題で、
同社は29日、問題の番組の収録現場に制作会社スタッフのほか、テレビ愛知の社員が立ち会っていたことが新たに分かったと発表した。
問題発覚当初、「収録に社員は関与していなかった」と説明していたが、その後の調査で判明したという。
テレビ愛知によると、収録への立ち会いが明らかになったのは営業部の課長級男性社員(40)。
外部スタッフから指摘があり、事情を聴いたところ、
社員は制作スタッフが通行人を装って出演していることを知っていたと認めた上で「まずいという認識がなかった」と説明。
同社は「(やらせを)止めてしかるべきだった。社内教育の不徹底をおわびしたい」と陳謝した。
問題を受け、テレビ愛知は29日付で、小栗道雄副社長を委員長とする調査委員会を社内に設置。
問題の経緯や背景を調査し、再発防止策の策定を進める。
(共同)