08/12/03 20:31:50
無許可施設で地デジ「再送信」 諏訪のLCV
ケーブルテレビ(CATV)放送のエルシーブイ(諏訪市)が、東京の民放キー局の
地上デジタル放送を管内に流す「区域外再送信」に際し、総務大臣の許可を
得ていない都内の施設で電波を受信していたことが2日、分かった。
総務省信越総合通信局は、有線テレビジョン放送法に違反する疑いがあるとして
事実関係について調査している。
同社は「順法性を欠く対応だった」(片桐明彦副社長)として、今月末までに
都内の施設使用を中止する方針。関係者の処分についても検討するとしている。
同社によると今年6月、キー局の同意を得て地デジ放送の管内への再送信を開始。
同社の諏訪郡富士見町内にある既存施設で電波を受信する計画で、総務省に許可を得ていた。
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エルシーブイは、諏訪地域以外で新たな受信施設の設置を検討しており、
片桐副社長は「再送信は続け、お客さまに迷惑がかからないようにしたい」としている。
一方、信越総合通信局によると、富士見町の施設はテレビ松本ケーブルビジョン
(松本市)も区域外再送信の受信施設として共同使用することで総務相の許可を受けていた。
このため、同局は同社が行っている再送信についても調査の対象としている。
日本ケーブルテレビ連盟信越支部長を務めるテレビ松本の佐藤浩市社長は「現時点では
ノーコメント」としている。
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