09/01/16 22:46:37 +tpMkvmL0
してやられた！のを楽しんで、今にして思えばだけど、確かに変な所はあった。
１．報道のヘリは飛ばない
身代金目的誘拐だと報道協定になるから、神奈川県警記者クラブから加盟社の全社に通達が行く。
建前上は県警が記者クラブに協定の締結を要請して、
記者クラブが「自主的に」報道協定を締結する事になるから、
県警が捜査状況を逐一記者クラブに開示する代わりに
マスコミは事件の取材、公表を全面自粛する事を記者クラブ加盟社として取り決める。
無論、取材回避先として被害者宅の事も知らされる。
そんな状況で、別件であっても被害者宅周辺にヘリなんか飛ばす社があったら
それだけで即刻厳重注意、記者クラブ除名食らってもおかしくない。
２．右京さんが誘拐事件を知らない事自体あり得ない
身代金目的誘拐の主管は捜査一課の特殊班だけど、刑事部長指揮で
捜査一課強行班、機動捜査隊初め県警全部署全所轄に最優先で通達が行く。
ああ言う状態だったら、神奈川県警が警視庁に協力的だったら尚の事、
神奈川県警から警視庁側に事情を説明して、最初からあの家には触らない様にと協力を要請する。
別にそれをしない理由は無い。
ちなみに、神奈川県警と警視庁の犬猿の仲は有名だけど、合同訓練が多い特殊班は比較的話が通りやすい。
確かに、丸ごと偽者なら辻褄は合う。けど、まともな警察官だったら
家に入って説明された瞬間に偽者だとも気付く。別に推理力は必要ないｗ
に、しても、早川はあの場で右京さん騙してどうするつもりだったのやら？
あの事件で完全犯罪は、裏金で人質も無事に帰って来たから届け出ないと言う前提だから成立する。
右京さんがあの家出て報告上げたら、看板使われた神奈川県警ブチギレて
被害届無しでもモンタージュ写真付きで捜査強行する。
つまり、完全犯罪＝右京さんを殺るしかない。