08/12/27 14:10:48 Yvf4ZUdb0
>>187
障害者の解釈は難しいよ。
障害の内容や程度によって、周りの対応は違ってくる。
障害と言ってしまうと何か寂しい気分になるな。
十人十色という言葉があるけど、全て「個性」だと捉えるようにできると
岳を貞美の死に目に会わせないことも納得できる。
岳に何らかの障害があるから死に目に会わさないのではなく、
純粋な心をもつ岳に、二度も三度も幾度も積み重ねられた家族の嘘やあやまちを
理解させ納得させ受け入れさせる自信がないから、
つまり、岳を混乱させ続ける結果になることを恐れたから
ガブリエルは天国に・・・と言うしかなかったのだろうね。
貞美の本音は最後まで岳と過ごしたかったと思う。
でも、自分が死んだ後も岳と付き合っていくのは貞三やルイだから
彼らのことを考えて「最後くらいは岳と暮らしたい」とは絶対に言えなかった。
貞美があの世に旅立つ時、風にのってまで岳に会いにきた場面で
貞美の岳に対する強い気持ちはよくわかった。
障害者は家族扱いしないなんて悲しいことを言わないで・・・。