08/08/23 02:59:54 isUsXB9G0
私の町に住んでいる人で元特攻隊の人がいます。
その人は特攻隊で沖縄の米軍戦艦に体当たりする命令を出されていました。
特攻隊の組〔そのおじいさんの組〕は12人だったそうです。
特攻する前々日、両親と妹3人と姉がおとづれたそうです。その時、もう二度と会えないんだな。と確信したそうです。
特攻する前日、ものすごい雨だったそうです。中尉がおじいさんたちの組の人全員に簡単な訓示を述べられて激励されたそうです。
『嗚呼、これで心置きなくお国のために死ねる。』と本気でそう思っていたそうです。
特攻する日、飛行場で工兵やお偉方に見送られながら飛行機が出ました。
種子島付近にくると少しおかしいと感じたそうです。
左の翼がおかしいと感じ、このままでは途中で墜落してしまう。と思い飛行場へ引き返したそうです。
すると案の定、左の翼がおかしくなっていました。
そうしたら、中尉から、ものすごく怒られたそうです。
『御前は命が惜しくて戻ってきたのだろう、貴様は其れでも日本男児か!お国のため天皇陛下のために命を捧げるのが日本男児としての心得だろうが!!』
そのとき、
『あぁ、私は飛行機の部品ひとつに過ぎなかったのだな。』
と思い、腹が立ち尚且つ仲間のことで胸が一杯になったそうです。
戦争はいけません。
戦争は人が唯の道具になってしまいます。
現代の戦争でも昔の戦争でも人が犠牲になります。
人間は殺しあうために、戦争の道具になるために生まれてきたのでしょうか?
いや、それは違います。
人の命はかけがえのないです。
軍事を放棄している国は僅かながらですが存在します。
領土争い、軍事力で何とかしようという意見があります。
人の命に比べたら、そんなものは必要ないと思います。
殺し合いは憎しみを生み、それが又新たな憎しみを生みます。
それをどこかで食い止めなければなりません。
それがいまだと私は思います。