08/03/21 17:30:53 wX+g0rS20
沈めの儀式がゴールだと思っていた登場人物達が、いつのまにか出来ていたお互いの絆に気付くってとこがミソだよね?
結局、この沈めの儀式を最初に小川先生や堀田に告げた鹿自身が卑弥呼への恋心というか絆で動いていたわけで。
サンカクから目、目からお互いの絆へと自然に導かれていくのは、むしろ卑弥呼がそういう風にも意図したのかとさえ思う。
でもそれだけじゃなく、登場人物達それぞれの一途な思いというのもきちんと反映されていた。
俺は「運命は単なる偶然の力だけじゃなく、それを筬に掛けて自分自身で織り上げるものだ」というメッセージと受け取ったよ。