09/01/18 11:32:48
「白鳥の歌」の犯行方法も、エラリー・クイーン信者のリンク&
ロビンソンが、クイーンの長編からいただいたアイデアですね。
アモバルビタールを魔法瓶のコーヒーを入れて眠らせ、犯人は
パラシュートで飛行機から脱出するというもので、小説の方を
読んだ時はあまりの「そのまま」ぶりに驚いたものでしたが。
しかし小説では卑劣陰険な犯行を、アイドルであった歌手の
実質的ゲスト出演に行わせ、しかもコロンボとの心の通い合い
というラストに持って行くという料理の仕方がやはりコロンボ
スタッフのセンスというものだなあと逆に感心させられます。