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TBSの大ハシャギ中継は恥…豪州のヘボさにろくに触れず、強豪のように印象操作
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TBS WBC強化試合の大ハシャギ中継 「お追従みたいな放送」とオチョくられた
●自局放送だから、多少の誇張は仕方ないが… そりゃ、自局の放送だから、多少の誇張は致し方ない。
「どうせ相手はヘボだから、こんな試合見てもしょうがない」などと口が裂けても言えない
事情もよく分かる。それにしても、24日と25日にTBSが放送したWBCの強化試合の
中継はあまりにもハシャギ過ぎじゃなかったか。
相手の豪州は8人の現役大リーガー全員に参加を断られ、急きょ寄せ集められた
“素人集団”。まるで草野球並みにポロポロやった第2戦を見れば、「代表」の名に
値しないチームなのは歴然だった。聞けば、政府職員や炭鉱労働が本職の「ただの
野球自慢」も交じっていたという。しかし、中継を担当したTBSは豪州のヘボぶりにはほとんど触れず、さも日本代表が
世界の強豪に打ち勝ったかのような放送に終始したのである。
●にわかファンを喜ばせただけ
「実に骨のない試合だったが、中継する側は“お追従”みたいな放送をしていた。
そういうことはもう北京五輪の時に分かっているんだから、もうちょっと問題点を
指摘するようなシーンを私は見たかった」
「地上波の“野球離れ”が言われて久しいが、プロ野球ファンはまだ確実に存在する
のです。今度の強化試合は、離れかけたファンを画面の前に取り戻し、新たなファンを
掘り起こす絶好の機会でした。それなのに、テレビ中継は相変わらず“やった、やった”
の大合唱で、にわかファンを喜ばせただけ。こんなことを続けていたら、本当のファンは
“音声は消して見る”なんて事態になりかねません」
TBSは、やく氏の指摘を肝に銘じた方がいい。