08/12/08 20:56:31 tFItZJHN0
テレビを侵す「昔は、凄かった」ウィルス!
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「水曜ノンフィクション」4.9%。「久米宏のテレビってヤツは!?」5.5%。
2008年11月19日の番組視聴率である。
関口宏、久米宏・・・・大物MCを起用した民放の報道ドキュメンタリーが、どうも大コケのようだ。
このところの視聴率は、5%前後。ゴールデンという時間帯を考えると、結構辛い。
大物MCで視聴率が獲れない。
どんな立派な肩書きのクリエーター達を使っても、売れる広告は、作れない。
テレビや広告業界に蔓延している病があるような気がしてならない。
それは、出てるヒト、作ってるヒトが、結局、あまり変わらない風土病だ。
そこには、「昔は、凄かった」ウィルスが猛威を奮っている。
1970年代1980年代の流行歌をまとめたCDが売れている。
広告からは、その頃の時代の歌がリバイバルで活用される。
その商品企画をやっているのも、買っているのも、その世代。
広告代理店の会議に参加すると、
その時代に頑張った人達(私も当人である)が、
未だに幅を利かせている。口を出す。
そのくせ、若い奴が出てこないと嘆いていたりもする。
そんな人達は、口に出さずともみんなこう思っている。
「昔は、凄かった」「俺は、凄かった」と・・・。
だからテレビから流れて出てくる全部が・・・
「昔は、凄かった」と連呼しているように見えてくる。聞こえてくる。
それが、テレビ凋落の根本的原因ではないかと思うわけだ。(後略)