08/11/14 12:05:16 SJ9kFhMq0
「ニュース23」は終了するが、筑紫さんが同局に植え付けたテレビジャーナリズムはしっかりと受け継がれる。
平日の午後6時から午後8時までの2時間を、報道情報番組に編成する準備を進めており、「ニュース23」の
キャスターの後藤謙次氏(59)が“異動”する予定だ。バラエティー番組が主流の午後7時台もニュース枠に
変えて「報道のTBS」をアピールしたい意向のようだ。膳場貴子キャスター(33)は、そのまま午後11時に
30分枠で新設されるニュース番組を任されることになるという。
本年度上半期(3月31日~9月28日)のTBS(関東地区)の視聴率は、全日帯が7・3%で4位、プライム帯が
10・9%で5位と低迷した。その一方で、ニュースや報道番組が中心のNHKは、ゴールデン帯が13・6%を記録し、
民放を抑えて初めて1位になった。TBS井上弘社長(68)は最近の定例会見で「わが社は大変厳しい状況」と語り、
NHKの番組制作を見習いたい旨を明かした。
また、来年4月以降の午後11時30分からは、バラエティー番組を編成する予定。テレビ朝日では、
バラエティー新番組を午後11時台に編成し、人気が出た番組をゴールデン帯に昇格させる手法で、
視聴率を伸ばしてきた。TBSも、ライバル局の手法を参考にした番組編成をするようだ。
現在、民放各局は午後7時の番組の視聴率が取れず、番組編成に頭を悩ませている。今回のTBSの英断は
各局の編成にも刺激を与えそうだ。