08/11/14 10:25:54 IPYmQNOV0
>>136
演歌の逆襲 ~ヒット連発の秘密~
若者向け一辺倒だった音楽業界で、演歌の逆襲ともいえる現象が続いている。
外国人歌手のジェロ、還暦デビューの秋元順子、盲目の高校生・清水博正など、CD不況で10万枚売るのが
難しい中、20万枚のヒットが相次ぎ、売り上げシェアも8年前の4%から10%台まで回復を見せている。
凋落久しかった演歌がなぜ勢いづいているのか?背景には演歌業界の構造改革がある。例えば曲作り。
これまでの演歌は、カラオケ向けにメロディの「唄い下げ」など歌いやすい曲を作る慣例があり、
それが楽曲の画一化を生んでいた。他にも、大物作家に弟子入りが前提の歌手発掘など、あらゆる構造の
変化のなかで、多様性が生まれ新しいファンを呼び込んでいる。さらに「30秒の試聴時間」で売れる曲が決まり、
すぐ消去される時代、「大人に長く愛される歌」を作ろうという制作者の挑戦もある。
演歌ブームの深層から、音楽業界の地殻変動を追う。
スタジオゲスト : 都倉俊一(作曲家)
キャスター : 国谷裕子