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北・イランへ不正輸出のセイシン企業
植田玄彦社長ら逮捕
ミサイル固体燃料の研究開発に利用できる粉砕機「ジェットミル」を
イランに不正輸出したとして、警視庁公安部は5月12日、外為法違反
(無許可輸出)の疑いで、東京・渋谷区の機械器具メーカー、セイシン
企業の社長、植田玄彦容疑者(68、渋谷区本町)ら5人を逮捕した。
同社は平成6年3月、北朝鮮の貨客船「万景峰マンギョンボン92」号で、同国人民
武力部傘下の企業に別のジェットミルを無許可輸出したことが分かって
いるが、これは時効が成立してしまった。
セイシン企業は平成2年頃、ミサイル燃料や生物兵器の開発に利用で
きる「粒度分布測定器」や「電子てんびん」などの機器を北朝鮮の人民
武力部に不正輸出していた他、旧ソ連、中国、インド、パキスタンなど
核兵器保有国にも不正輸出していた。
北朝鮮への輸出には朝鮮総連の解散した地下組織「学習組」が関わっ
ていたことが判明している。
(平成15年6月25日号)