08/10/12 20:29:26 zZvir9/L
それでは私も感想を。個人的なものなのであしからず。
精華 個人的にはやはり群を抜いていると思った。
音程のよさは相変わらずの「純正律」ぶりを示していて、音の深さ、響きのよさは健在。
禿山の一夜におけるTbは、警笛のようであり、木管はパイプオルガンのような音がしていた。。
金管で音の層を形成していた団体は他にもあるけれど、木管で音の層を作れていたのはここだけだった。
ただ、金色スーザ4本はさほど聞こえてなかったと思う。
カクカクMTを止めていて、後半はそれなりに高速で複雑に展開していて、動きも対応できていた。
佐賀学園 ブラス全体の音色が豊かで、木管もきれいに聞こえていた。
演奏とボディーワークを絡めた展開もなかなか見ごたえがあった。
けれど、バッテリーの強弱の差があまりなく、バッテリーはうるさく感じた。
あとガードは必要だろうか?下手ではないけど、ジャージ姿にガードというのは
どうしても違和感を感じるし、効果を挙げていないように感じた。
熊本工業 冒頭のTpファンファーレ、ちと失敗したのはご愛嬌か。
全体的にシンフォニックで表情が豊か、木管の音色が美しかった。金管も押し付けがましい音ではないやわらかい音色で会場を包み、かつ各声部がクリアに聞こえていた。
終盤、前方で木管が高速回転しつつ、金管・バッテリーが低速でカンパニーしていたのも面白いと思う。
大牟田 全体としてはいささか音が軽く感じる。前半と後半で曲調・演奏がまったく違った印象だった。
前半はTbの演奏を主体として、流していくというあっさりとした演奏で、少し不安になる。
ただ停止演奏からダッタン人(M協のクローザー?)を始めて、いわゆるM協用の演奏に変わる。
ところどころ荒くなりがちだけれど、プレイヤーが生き生きと演奏していて、音量・音圧ともに十分になり、
エモーショナルで叙情性あふれる音楽になっていた。
ただ、県予選のときも思ったけどTubaはどうしちゃったんだろ・・・。