【まだまだ】沙慈×ルイス萌えスレ4【これから】at SHAR【まだまだ】沙慈×ルイス萌えスレ4【これから】 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト600:通常の名無しさんの3倍 09/02/28 21:26:45 ソレスタルビーイングとアロウズの最終戦争。戦いは佳境だった。 戦場はますます激しさをまして、ルイスを守るモビルスーツは一機もいなくなった。 ジンクスやアヘッドは既に防衛戦に突入していたし、マスラオは撃沈されたのか反応がなかった。 そんななか、僕はリペアキットを持ってエンプラスのコクピットに向かった。 「この宙域をでなくていいの?危険よ」ルイス・・彼女が僕にきいた。 「でたくないんだ」僕はいった。 「けれど、きっと守りきれないわ。私の機体はすでにボロボロだもの」 ルイスは淡々といった。 「貴方まで死ぬことはないわ。逃げて、生き延びて。」 「僕はここに残るよ」 「駄目よ」 「どうして?」 「どうしても」 そこで僕らの会話は終わった。彼女は沈黙して、僕はまたビールを飲んだ。 刹那がやってきた。 「どうした?沙慈クロスロード。パイロットがOライザーを放りだして、ボー、としているなんて」 「なにもしたくないんだ」 「なに馬鹿なこといっている。さあ、お前がでてくれなければ、ツインドライブが使えない」 刹那はそういって僕の手を引っ張った。 「君がやってくれないかな」 「しっかりしろ!お前がしっかりしないと皆死ぬんだぞ!」 僕は顔を叩かれた。激しいビンタだ。一瞬意識が飛びそうになった。 「・・・わかったよ。すぐに行くから、君はカツ達をしっかりみててくれ」 そう。僕は艦長だった。艦長には責任がある。好むと好まざるとにかかわらず。ミライはうなずいて急いで出ていった。 一息にビールを飲み干すと僕はシートから立ち上がった。そして、ルイスに言った。 「僕は行くよ」 「ええ。」 僕は背中に手をやって、そっとさする。彼女がすこしだけ身を振るわせた気がした。 「さようなら。今までありがとう」 躊躇いながら、僕は言った。其れ以外にいったい何がいえる? 「私。貴方に会えて。本当によかった」 彼女が笑ったように思った。 僕はハッチを閉めた。警告音が、けたたましく鳴り響いていた。口の中は血の味がした。 ・・・戦争はこうして終わった。どんなものでもそうなように終わってしまえば実に馬鹿げた戦争だった。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch