09/02/26 18:32:04
>>568
さすがですっっ!
ありがとうございます!
571:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 18:34:15
>>570
いえいえ~
572:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 18:34:54
>>569
さらにGJです!
第一期の沙慈ルイは無邪気で最高です
573:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 18:38:39
>>572
1期は無邪気で可愛くてよかったですよね
でも2期はモヤモヤ・・・しかも>>563は本バレの疑いがあるそうですし
でも悲観的にならずに楽しく沙慈ルイ萌え談義しましょう!
574:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 18:51:04
>>573 バレ見ちゃいましたが、あれだけではなんとも言えないです。
落ちるだけじゃね…
沙慈がオーライザーで助けに入って、そのまま大気圏突入→山頂に突き刺さる。
エンディングのワンシーン出来上がりかも?
そもそもフタババレは沙慈ルイ関係は嘘ばっかり。信じてません。
という訳で、沙慈ルイがんばれ。超がんばれ。
575:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 19:03:58
llllllllllllllllllllllllllll!!!゙゙“゙____. `゙''''''":::::::::::::: .`゙´ ゙!゙!!!!!!!!!!llllllllllllll!llllllllllllllllllllllllllll
lllllllllllllllll!!!゙゙~ `´゙''゙‐'- .二iニ、 :::::::::::: ::::::::::::: ,,xillニ!!'''゙゙゙゙゙゙'!゙゙゙゙゙‐'´゙'゙!lllllllllllllllllllllllll
llllllllllllllll″ .. ‐゛ :::::: :: `'' ゙'゙!lllllllllllllllllll
llllllllllll!l゛ :::::::: ゙'lllllllllllllllllll
llllllllllll.! ::::::: 'lllllllllllllllll ← ルイスドリ厨>>574
llllllllllll} i′:::::::: ゙'; ::::::: ::: .lllllllllllllll
lllllllllllll| : ::::::::::::::::: :::::::::::::: ゝ ::::: ,,ノ ...、::::::::::::::::::::::::::: .|llllllllllllll
!llllllllllll| : ::::::::::::::::::::: ,/" ゙''ー-‐'″ `\ ::::::::::: .llllllllll!゙″
`゙゙!!!!!!lレ ::::: ! 、ィ;;;;――... ---―ー;;;;;iァ ." : : .i|!!!゙゙″
..l, `'-..,, ̄"l''''¬''''^! ̄_,/‐'´ /
ヽ -二"''''''''''''''',゙ン /
丶 `゙'''''''''"゛ '"
う ・ う ふ っ ふ ふ ふ ふ 、 ぼ っ 、 ぼ く っ 、 ぼ く は ね っ !
た と え ル イ ス が 強 化 人 間 に な ろ う と も
沙 慈 と ル イ ス が ハ ッ ピ ー エ ン ド に な る っ て 信 じ る よ っ !
川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
. 川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川川
川川川川川川川川川川川从从从从川川川川川川川川川川川川
l川川川川川川川川云三、:::::::::::::::ヾミ从从川川川川川川川川川川
l川川川川川川 У 二二”'''=::::::::::::::::=''”二ヽ从川川川川川川川 |
川川川川川У:: =三エェミ }::::: :::::::zェエ三  ̄^ヽ川川川川川
川川川川/:::::: `ー‐” /::::: :::::“ー‐ V川川川川
川川川川::::::... /:::::: l川川川
Ⅵ川川川::::::::::... ノ::::::::: 、::.... l川川 ← ルイスドリ厨>>574
ヾ川川|:::::::::::::.. (_::::: _)ヽ::..... 川川
ヾ川川ヽ、 :::::::......./::::::::⌒ー―⌒ .....\::::::...... . 川
`"'''''l:::::::::::: {::::ZZzzzzzzzzzzzzZZ:::} 川
ヽ::::::::::: ::::`=エエエエエ=´ /-、
ヽ:::::::::::: `====´ / 三`丶、
/ \::::::::: /三三三三`ー--、
/三三三\:::::: / 三三三三三三三\
/ 三三三三三 \:::: /三三三三三三三三三三`
/三三三三三三三三 \:::: /三三三三三三三三三三三三
/三三三三三三三三三三 ` ー――‐´ 三三三三三三三三三三三三三
576:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 19:12:02
ここはあくまで沙慈とルイスのカップリングのスレです。
どちらか一方が主役ではないことに注意!沙慈に重きを置くなら沙慈スレ、ルイスならルイススレへどうぞ。
歴代スレタイが、「幸せ」「希望」「未来」がキーワードになっている点も注意してください。
shar:新シャア専用[レス削除]
スレリンク(saku板)
【削除依頼の仕方】
1.URLリンク(qb5.2ch.net)のページへ行く。
→慣れるまでは、直接、スレへ行ってカキコよりココで書いたほうが確実。
2.削除対象部分のチェック欄にチェックする。
→「糞スレを削除」の場合は左。「荒らしと思われるAA、コピペ文等」の場合は右。
3.新シャア板の掲示板アドレスを入力する コピペすればOK URLリンク(mamono.2ch.net)
4.削除して欲しいレスのアドレスをコピペして貼る。
→レス指定削除の場合、アドレスの最後の番号を削除して欲しいレス番を書いておくこと!
5.削除ガイドラインの抵触してると思われる項目をどのスレ・レスがどのガイドラインに抵触するかわかるように書く。
削除ガイドライン URLリンク(info.2ch.net)
→くれぐれも「ムカツクから。」「糞スレだから。」等…。自分勝手な理由は書かない事!それだけで受理されなくなるので、注意!!
6.最後に重複(=依頼したスレがもう削除依頼出されているか。)していないかチェック!
→飛んだ先に紫になったリンクを開けて見て、自分が依頼頌しようとしてるスレが入ってるようなら、やめておこう!
7.終了。後は削除人が動いて仕事をしてくれるのを神に祈れ!!
※荒らしにかまうと削除依頼がスルーされることがあります
黙って報告、これが基本です
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待ってます。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを待ってます。
ノセられてレスした時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。
荒らしにエサを与えないで下さい。
○枯死するまで孤独に暴れさせといて、まとめて削除依頼がスマートです。
○規制議論板利用、通報もOK!オススメ?
「ルイスドリ厨」はNGワード登録を推奨。皆様楽しく、沙慈ルイ萌え談義しましょう。
577:通常の名無しさんの3倍
09/02/26 19:23:07
NGワードを厨にするとさらにスッキリするw
578:対荒らし研究報告
09/02/26 21:55:36
実は>>491には追加したい事項あります。
「怪物と闘うものは、その過程で自ら怪物と化さぬよう心せよ。
長く深遠を覗く者を、深遠もまた等しく見返す」
………フリードリヒ・ニーチェ
荒らしと向き合うと、魂が腐ります。だんだん荒らしの事しか注目出来なくなります。
フォースの暗黒面に堕ちるとも言います。
暗黒面に支配される前に、笑い飛ばしましょう!沙慈ルイに萌えましょう!
ダースベーダーのテーマの替え歌
♪てーこくはー、つよいつよい
♪したっぱは、みんなしろい
♪ダースベーダー、くろいくろい
♪したっぱは、やっぱりしろい
579:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 00:53:33
摩訶般若波羅蜜多心経 観自在菩薩行深般若波羅蜜多時照見五蘊皆空度一切苦厄 舎利子 色不異空
: ._,,,-‐i": ! : : / i / / 八: : :.!><!: : : .:.:.}
: ,.,,-'''゙,,,-‐,ケ,〃 } ! : :/、八 |:. :i .:.:,′ ,\i|: : : : i : : : .:.:
,,-'フ'''"`,,-シ | | | :Yr=≧ミメ、| ::. |:.i.:./ . ≦ニ.コ:!: : : : ! : : : :,′
,,i゙l'“''ニ=''フ″ |: | : :ハ 弋rjト、从从ノ/´r弋rソ´7| : : : :ト. : : ,′
___ ..,,lレ,,,,,,_:.,-'_,,-i、;;,i´ | : : :| ` ー ` ー一'' ハi : : : :|ノ: :/
r‐┴'ーミト. . ,r|ぢ`;;;;;,, l-/冫: ゙l,|、 _,,,,,,,,,yニニi、i i : : : : |: :/
〃⌒ヾi.|三≧ト:|;レ゙;;;;;;;;;,!,/,rソ,ィrjな;,!> : : _,,,,,,rヌ[|,,,,,y―¬、'i、', 〈 i ! : : : :.i /
,_ : ._,,,,|,゙ヽ,、;;,l゙|:゙‐'ン゙/l゙|レ|iリ゜_,xii巛―''“'`::,l゙: `'/i、 从 : : : :/′
,!ニニニx-ニニ―''゙l;;;;;゙"ヘ-゙l'"`,i´|.ク巛‐"""`;;;;;;;;;;;;;;;;;,.,川、 : ,/-〕 ´ ` .イノ ! : : :/ ._,,,,,,.,ュ,,、
,^"'ー二,,,,,,―''''";;;;;;;;;;;;;,!l゙:::,l゙;,/-イ″;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;';;ヽ``ー--‐'ヽ, lr、 ..イ i. リ : :, ′._,,-=ミ--ニ二ンッrヤ:
`"'ー、,,,_`;;;;;;;;;;;;;;;;;;;i、;;;;;|〈l川/;;;,,,i´/'-,,,,,―'''''''-、;;_,,,ー--ー''゙'〈、:\:ー ´ .._,,-'"^'-、;〈,)'"/'ニ‐"_,,li,,y:
: : `゙゙''''''i,,,,--=.;;|;;;;;゙ソ-'゙│/;/ヾl;;;,,,|.,;;;;;;;;;r'"`;;;`゙!_,,,,,、.、;;;;;;;;;;`i、 : ,,,,,,_,,,---/・,>'゙゚,┬''卩'',l“、
{ _」三 `'i、、;;;,,,r'/'''ヽ,,.,,∨゜,ト.゙l「ア゛゙l;;;;;;;;;;|;;;;;;;;;;./`;;;;;;;;;ヽ;;;;;;;;;,/: : ,_,,-‐'゙],,,-‐'''''''''ヽ; |;'''"゙|;;;,,彡-ニニ″
ゝ }三ニ`'',i´;;,l゙-,,,,-|°‘l彳;,lワ'゛;.,/;;゙'-、_;;",-‐'";,,,,-''У;;゙l,,,,,,jン''ニ|;;;;;;;;;;;|l゙|..,rlつ`/;;{,ー''' |^'ー'彡,,∠
) ┴ー‐- ゙l;;;,l_/`l゙: ,/},i,i´;;;;'-,,、;;;;;;;`'''ー-y''-ヽ/レー-/㍉;;|│;|;;;;;;;;;;;|゙l゙l,,,_,,/`;;;;,,シ'''゙゙lニ7リ'シ′
〈 ゙l/;;;;`゚,!″ l゙;;;゙゙|"-、;;;;;;{,,,_;;;;;;;,,-/`i、,/,/;;;;; |;;/;;゙l;ト'ヽ_;;;;;;;;;;;;;;;;゙二ニ?'r|;;;;;;;;;;;;,,/,i´:
Y ー―-==``'''''''" .|;;,,i´: : `\、;;;;~゙,_,,,,,,,,iリた,,,,,,,,,,,レ゛;;;;;;;゚''--‐'_-r,,''"`_..,,,,,,レミ←'"゛:
{ ノ}}!`ヽ :,i´ `゙" ̄`: : .,l゙〈rニ∠-'"゙,r''―‐ィ,,!''''''―-,,,,,, ̄゛
ヽ ー―‐<三|ヽ: : .、 : : : : : : : : : : |;;;;;,こ;.l゙;;;;;;;;;;l|;;;;;;,/`;;; ゙̄'''''―--二ニ,―、,,,,:
i __ ノニ| }: : : . : : : : : : : :} iソ'゙: `゙┬',,,,,,,,,,ニニ,,,,,,,,,----―¬'''''''"゚ ̄^
`ヽ 「三三|彡'′j : : : : : : : : : :j : . ゝ====彡' : : : : : :.j /: : : : : :}
空不異色色即是空空即是色受想行識亦復如是 舎利子 是諸法空相不生不滅不垢不浄不増不減是故空中
無色無受想行識無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法無眼界乃至無意識界無無明亦無無明尽乃至無老死亦
無老死尽無苦集滅道 無智亦無得以無所得故菩提薩捶依般若波羅蜜多故心無罫礙無罫礙故 無有恐怖
遠離一切顛倒夢想究竟涅槃三世諸仏依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三貌三菩提故知般若波羅蜜多
是大神呪是大明呪是無上呪是無等等呪能除一切苦真実不虚故説般若波羅蜜多呪即説呪曰 羯諦羯諦
波羅羯諦波羅僧羯諦菩提薩婆訶 般若心経 婁威子破霊非 人生終了遺之瞑汰悪 巨大棺桶 安息永眠
580:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 01:08:30
>>578
そ う デ ス ね 、
(⌒ー'  ̄: : ヽ ナよ _∧_ ミ⌒'  ̄ `)
(_i -、T: : : : ::l ー ゝ < ゝ: : :/r T´
)= |: : : : ::| _ 'ー l | '´⌒`' !: : : / =ノ
T_, ハ: : : :< _,人_ __ '´ ヽ白∠ |: : ::ク ら
`ーyクー'´ (ノ ) y 冫方乂 V ,.、__ノ
/⌒ ヽ ノ レ `て へT ´ __v__
_r|こ|r、_人__/ '; 言舌 ヽ 言侖 / ⌒ <三三;>
 ̄ヾ____ノ | │ ⌒) l L 」 {::5! ´_ノ
|___,l 是頁 { こ | __ | |\_ ) _う
/××× |/)))⌒ヽ __,__ ナよ ( ( __ノー (ゝ⌒マ´
/××× / ̄ ̄/'⌒ノ { r十 __ / ヽ ', T ト)
┬┬ ┬/: : ::/ノ =/ `´ (ノ ) / 人 ', ( ̄ >
l l |l: :/∪ 只 _ < / }_ } /ノ ) )_
r__ノ V /ん、_ノ (._`` ヽ つ ヽ つ  ̄  ̄
/ >' ̄ ̄_____________
/ \__ ___ x \
l ヽ.,___ )⌒)) > ) ) \
で 、 行 き ま し ょ う 。
そ し て 楽 し く 沙 慈 ル イ 萌 え 談 義 し ま し ょ う !
581:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 01:48:36
今こそ一期からのサジルイ厨な俺のサジルイアホアホカプSSを垂れ流してやるぜ!
「この携帯まだ使ってたの?」
「だってルイスの最後のメールが入った携帯だよ、捨てられないよ」
「…アタシは捨てちゃった、ごめんね…」
「じゃあ一緒に新しいの買って前より沢山メールしよう!」
「写真もいっぱい?」
「うん、勿論!…あ、でも僕今お金ない…」
「あたしも全然ないけど買ーうーのー!」
「沙慈、節分ってなに?」「悪い運なんかを鬼という妖怪に見立てて、豆で追い払うんだ。」
「妖怪って。実体のある妖精のことでしょ。…ムーミン?」「ムーm…間違ってないけど、激しく否定したい」
「で、このお面かぶった人が鬼なのね、お姉さまどうぞ」「ルイス!」
「冗談よ冗談。刹那くんにたのみましょう」「お隣、昨日から留守だよ」「え~!節分したい、豆まきしたい!」
「じゃあ僕が」「駄~目!」「しょうがないわね、私がやるわ」「姉さん」
「はいどうぞ。赤い鬼似合ってますよ」「…ぶっちゃけあなたに合わないとおもうんだけど。沙慈」
「ハハハ」「ムフー」「ハァー」
サジに鬼面かぶせて豆ぶつけまくってるルイスが、遂にプチ切れられて攻守逆転。
お仕置きHでルイス「アンアン」!>< 2発はいけます!その後沙慈ルイ一姫二太郎!
パパはママだけの王子さまなんだよ、と子供に惚気るルイスに
ドライバーとハロを駆使する王子さまって何wと即座に突っ込む一姫ちゃん(生意気盛り)
愛する嫁と娘のそんな会話を困った顔(でもまんざらでもなさそうな顔)で見つめるサジの横には
パパって王子さまなんだ!とキラキラした顔してる二太郎ちゃん・・・
「パパ!ママのお手々どうしたの?」
「料理がもっと美味しくなるようママのお手々に魔法かけてるんだ。…離れててね」
「ハーイ!…ママ痛くないの?」「昔は少しね。でもいまは(///)」
「ママのお料理美味しいよ」「パパに教わったから(///)」
「パパなんでもできるんだ。すごーい」(パタタタタ沙慈の背中にギュー)
「…」「もーママったら、パパとったりしないから安心して」
息子は城田優似のかっこよくなっちまう感じ、娘は黒木メイサをブロンドにした感じ
サジ「いやぁどんどん母さんより綺麗になって」
ルイス「ジロ」
サジ「い、、いやまだ母さんの若い頃のほうが」
ルイス「若いころ?」
サジ「・・・や、やっぱり、母さんには負けるかな?」
ルイス「だよねー(ギリギリ)」
サジ「イタイイタイ!!左腕で握るのはなし!!」
ルイス「じゃあチューして」
サジ「ぅえ?」
ルイス「娘に色目使った罰です」
サジ「そのまえにその歳でチューってw」
ルイス「ん?なんて?(ギリギリギリ)」
サジ「イダイイダイ!!ちょ!目光ってるって!!すればいいんだろすれば!」
チュッ
ルイス「♪♪♪」
サジ「はぁ・・」
子供たち「やれやれ・・」
582:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 01:53:08
「あらあら、どーしたのその顔?」「ママ、わたしマリーちゃんともう遊ばない。絶交したの」
「どうしてなの?」「マリーちゃんわたしのあげたニャムの助無くしちゃうんだもん。ひどいよ」
「そうなの…本当にいいの?弟のアレルヤちゃんとも会えなくなるのよ」「う~、でも…」
「ママもね、沙慈、パパと絶交したことあるの」「うそだー」
「本当よ。パパの事信じられなくて、信じる事が出来ない自分がとても後ろめたくて。」
「それにね。パパと一緒にいてはいけないと思ってたの」「どーして、パパの事好きなんでしょ」
「ママには秘密があったの」「秘密?教えて」「大人になったら教えてあげる。」「ム~」
「でもね、パパ秘密なんて関係無いって言ってくれたの。嬉しかった…だから逃げようとしたの」
「えーなんで」「なんでかな?そしたらパパ強引にわたしを…」「ウソッ!」
「本当よ!私を無理矢理…」「ルイス!」
「あら、パパお帰りなさい。」「おかえりなさい~」(パタタタタ、ムギュー)
「子供になんて話を!」「あら、本当じゃない。間違ってる?」「それは…
…!お隣のアレルヤ君玄関に来てるよ。なんでもニャムの助壊したのアレルヤ君なんだって」
「えーウソッどうしよう…マリーちゃん><」「玄関にアレルヤ君待っているから一緒に謝ってきなさい」
「でもひどいこと言っちゃった。許してくれないかも><」「マリーちゃんと仲直りしたいんでしょ」「うん!」
「じゃあ大丈夫。ママとパパも仲直りできたんだから。さあいってらっしゃい。」
「…わかった!アレルヤちゃん一緒に来て!」
「沙慈、あの時は…」「お腹がすいたよ。ルイス」「…今すぐ美味しいもの作るね」
「ママ、今度クラスで劇やるの。先生がわたしにお話作って来て欲しいっていうんだけど」「すごいじゃない!」
「どうしよう、わかんないよ><?」「そうねぇ…美しいお姫様と貧乏な騎士のお話なんてどう?」
「どんなお話?」「身分を隠したお姫様が町で貧乏な騎士に出会うの!騎士はお姫様に一目惚れ。」
「ふたりは毎日楽しく暮らしてたの。でもある時お姫様は呪いにかかって、しかも悪い魔法使いにだまされちゃうの!」
「…ルイス、まさか…」「悪い魔法使いはこう言ったの。あなたの呪いは貧乏騎士のせいだって!」
「え~ママ、なんでお姫様だまされちゃったの?」「王様石にされちゃったのよ。そこには盗まれた騎士の短剣が!」
「…ルイスさん?」「悪い魔法使いは言ったわ、騎士の仲間を倒さないと町の人たちみんな石になっちゃうって」
「ふ~ん」「それでお姫様、みんなの為に騎士を倒すことにきめちゃったの」
「お姫様バカ~」「ゴチン☆」「ママ痛い><」「最後まで聞きなさい。」
「びっくりしたのは騎士よ。好きな人がお姫様で、しかもいきなりお尋ね者になっちゃうし」「…ハハハ」
「騎士は弱虫だったけど、お姫様の為に魔法使い倒すことにきめたの!」「…弱虫…なんだ」
「愛馬のオライザ号と喋る無口な魔法の剣刹那を使って頑張るの!」
「でもね、お姫様の作った魔法の人形で何度も死にそうになっちゃうの。」「騎士カッコ悪い~」「…orz」
「だけど騎士はあきらめなかったの。お姫様大好きだったから。」
「やっとの思いで悪い魔法使いの前に立つ騎士。でもそこには呪いで目も耳もふさがれたお姫様が!」
「お姫様の目と耳の代わりに魔法使いが操ってるの!そして騎士を倒そうと剣を…」
「ママ、お姫様つよいの?」「あんまり。でも騎士はお姫様と戦えないの。お姫様が大事だから」
「じゃあ騎士まけちゃうよ」「騎士は剣を置いて、お姫様の手を掴み、力強く引っ張って…」
「ルイスその先は!」「パパ静かに!そして、熱いくちづけをかわしたの!」「キャー(///)」
「呪いが解けたお姫様は、騎士と一緒に魔法使い倒しちゃうの」「お姫様つよ~い」
「そして平和になった王国で騎士とふたりでずっと仲良く暮らしていくのよ」
「お姫様かっこいい」「…orz」「パパ何落ち込んでるの?」
「でもママ。わたし小学生だよ。」「そうだ!まだキスなんて早すぎる!」
「遅いよりはいいんじゃない?」「…ママ怒ってる?」
583:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 01:57:19
「お姉さまから聞いてきたけど、本当にここが雪女の里なの?沙慈。」
「嘘はついてないと思うけど…もっと寒い場所だと思ってた。」
「もーどっちなの!民俗学のレポートが、かかってるんだからしっかりして」
「だって都心から1時間かからない場所に里があるなんてだれも知らないよ~」
「だ・か・ら いいんじゃない。多摩川沿いが雪女の誕生の地なんてインパクトあるわ」
「雪女のどこが気に入ったのルイス?」「そーね。気に入ったんじゃなくて怒ってるのかな」
「怒ってる?どうして?」「巳之吉に一言言いたいの!」
「約束破るなんてひどいって言いたいの?」「ちーがーうー!沙慈ったらわかってない。」
「ごめんルイスわかんないや」「もー。どうしてお雪さんのこと諦めちゃうのって言いたいの!」
「だって相手は妖怪で、巳之吉のこと殺そうとしてたんだよ」
「妖怪なんて関係ない!それに結局殺せなかったじゃない。」「そうだね」
「すぐ追いかけなきゃ駄目。お雪さんも待ってたはずよ」「そうなのかなあ」
「そうよ!」
「…もし沙慈だったら諦めちゃうの?」「そんなこと…」
「もし、もしもよ。わたしがスペインで…」「ルイス」「…沙慈…」
「大丈夫だよ。そんなこと絶対に起こらないから」
「…わかってない。」「えっ」「なんでもな~い。さっ早くレポート済ませちゃいましょ。」
「ルイス、あの…」「さっき駅前通りに素敵なお店見つけたの。急がなきゃ!」
「ええ、ちょっとルイス。」
(僕は絶対に、なにがあってもキミのそばに…まだ言えないよ。もう少し待ってて)
「さっ、お粥ができたわ。パパ起こして来てくれる」
「はーい(パタタタタ)パパ!早く起きて」
「ルイスもう少し待って」
「ママじゃないよう。もー。そうだ!(モゾモゾ)お布団の中あったか~い♪」
「くすぐったい。コラコラ風邪うつっちゃうよ。」
「ふたりともなにやってるの」「ママ、今日は1日ゴロゴロしよ」
「…いいけど、マリーちゃんそろそろ迎えにくるわよ?」
「あっそうだった。パパママいってきま~す」
「沙慈、お粥寝室まで運ぶわね」「…すまないね」
「それは言わない約束でしょ。おとっつぁん」
「…おとっつぁん?ルイス?」
「ただいま~…ママいないの?(パタタタタ)あ~こんな所でねちゃってる」
「しーっ!静かにして」「パパ!もう大丈夫なの?」
「すっかり元気だよ」「じゃあママは?」
「ママはね、昨日からパパの看病で疲れてるんだ。起こしちゃかわいそうだよ」
「じゃあシーッ」「そうそう、ルイスママの為にしーっ」
「(ヒソヒソ)ねえパパなにつくってるの?」「葱味噌と梨の味噌塗り、卵酒」
「なにそれ?」「風邪気味の時パパの姉さんが作ってくれたんだ。ママ風邪ひいたら困るでしょ?」
「ふーん…少し食べたい♪」「はい、お姫様どうぞ」「おいしい♪」
「…沙慈~。私もお腹すいた。」「ルイス起きてたの?」
「さっき♪それよりベッドまで連れてって!お姫様抱っこで!」
「ちょっとルイス!恥ずかしいよー」「駄~目!」「やれやれパパもママも、わたしあきれちゃうよ」
584:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 01:58:33
「あたしと娘どっちを愛してるのぉ!?」
「えぇっ!そんなこと言われても・・・」
「パパは私のこと好きだよね?いっつも好きって言ってくれるもん」
「うわーん!やっぱりあたしのことなんて愛してないんだー沙慈のばかー」
「え、ちょっルイスぅ!」
「…スペイン発の到着口は…ルイスどこかな」「もー沙慈遅い!」
「ゴメンねルイス。…なにこの荷物?」「ママが持っていきなさいって☆すぐに着たいから持ってきたの」
「そう…なんだ。…運ぶのはボクだよね」「すぐに見てみたいとは思わないのか?沙慈」
「とんでもない。」「じー。 まあいいわ。それより疲れちゃった。」
「じゃあ喫茶店に…」「抱っこ」「えっ?」「足疲れちゃった。抱っこ」
「人が見てるよ~ルイス」「むーっ」「!それに荷物も運ばなきゃ。早くルイスの洋服見たいな。」
「じー。そうね。じゃあ行きましょ」「ちょっと待ってよルイスー」
「ねえパパ起きて」「おはよう。どうしたのお姫様?」
「パパ今日は何の日だ?」「うーん。わかんない」
「とぼけて!バレンタインだよ。はい!」「ありがとう」
「沙~慈~!」「ルイス?!」「毎年一番最初のチョコは私から受け取るって約束でしょ!」「えっと、そうだった?」
「ひどい!忘れるなんて。」「ご、ごめん…」「ママ、今年はわたしが一番なの!」
「駄~目。やり直し!もう一度眠って。沙慈」「ルイスもう時間が…」
「じ~。」「…おやすみなさい。」「よろしい。」
「あーあ。本当にママもパパもしょうがないなあ」
「パパママ!おはようございます☆」「おはよう」「顔はちゃんと洗ったの?」
「は~い。ぴっかぴかになったよ。ママ」「よろしい。あら、沙慈そろそろ時間よ」
「パパ今日もお仕事~?」「ハハハ。昼過ぎには帰れそうかな?」
「じゃあ、帰ったらお料理教えて!ママビックリさせたいの」「ママいるんですけど…」「バレちゃった☆」
「沙慈そろそろ…」「そうだねルイスじゃあ…」
「きおつけ~!」「ハイ!」「ネクタイ直してあげる。…届かない><」「ゴメン。少しかがむね。」
「よし!完璧。後は行ってきますのチューだけね」「ちょとルイス子供の前じゃ恥ずかしいよ」
「駄~目。はやく~」「も~!毎朝あきないよね。パパもママも」
585:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 02:02:24
初夏の日差しの降り注ぐベランダで全身に受ける潮風の心地良さを感じながら沙慈は少し目を伏せ想いを巡らせた。
あの激戦から数カ月。戦場の只中にいた自分と、
愛する人が今こうしてこんなにまで穏やかに生きているなんてなんだか不思議な感じだ。
そして自分達がこんなに穏やかに生きていけるまで
数え切れないほどの手助けをしてくれた二人にとっての恩人である彼の消息、
その生死さえもが解からなくなるようになるなんてこともしなかったな、と。
あの時自分達を引き合わすため、00ライザーを切り離し
ルイスを助けに行けと言ってくれた刹那がいなければきっと今頃自分達はまだ...と
考えたところで沙慈はかぶりをふる。
もう過去の事を「あの時ああじゃなければ」と考えるのはやめにしよう。
例え何があろうと人は過去には戻れない。
それでも人は前を見て生きていくしかないんだ、どうせ前を見て生きていくならできるだけいい方向で生きていけるよう
今生きているこの時を精一杯生きる方が良いのだから。
それに例えどんな状況であったとしても自分は必ずルイスと二人で生きている。今と同じように。
強い確信めいたものが当時の自分にはあった。必ずルイスを取り戻すと。二人で日常に戻ってこれると。
勿論、不安がなかった訳ではない。アニューを失ったライルと自分を重ねあわせ予測できない未来に絶望した事もあった。
が、それでも彼女と共に生きたかった。
ルイスの笑顔の傍で生きていきたかったからこそ、自分もあの戦場にたったのだ。
人殺しのためではなく、平和のためなんて大それた考えでもなく、ただ愛する人を取り戻すために。
「…沙慈、どうかしたの?」
部屋の奥で柔らかい声がする。 見れば愛する人…ルイスがグラスをふたつ、手にしていた。
透明感のある赤い液体が涼やかに揺れる。
「お茶入れたけど、飲む?」
いつもの彼女より少しだけ遠慮しがちな声でルイスはそう聞いた。
アセロラだろうか?
いや、彼女は今も甘いものが好きだからベリーティーかもしれないな。
歳をとり甘いものが少し苦手になった沙慈は、彼に合わせてくれているとはいえ
甘党の彼女が作り出す紅茶の甘さを想像し苦笑した。
「ありがとう、じゃあそっちで貰おうかな」
その返事にルイスは軽く微笑み、彼女愛用のフロアデスクにグラスをコトリと
置いた。
薄暗い部屋にいるルイスの元へと一歩踏み出した沙慈は、その時初めて遠目から
では見えなかったがデスクの上にあるものがグラスだけではない事にふと気づく。
一緒に暮らそうと決めた時に教会で映した二人だけの結婚式の写真が2枚と、
数枚の便箋。
お互いもう身寄りもないので沢山焼き増ししないと決めて現像した数少ないもの
の内の数枚だろうか。
「ルイス、それは?」
「ああ、お姉さんには見てもらったけどまだパパとママに見せてなかったでしょ?
それと…どこに送ればいいのかわからないけど、刹那にも今の私たちのことを
知らせたいなと思って」ふ、と便箋に目を送るルイス。
刹那にも知らせたい、でもどこにいるか解からない。
586:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 02:06:54
もう何ヶ月もCBに足を運びトレミークルーに状況を聞いたりして彼を探してきたが刹那の消息は以前不明のままだった。
何度も何度も消息を聞きにCBの本部とコンタクトを取り、そしてまた情報を集めに走る事を繰り返す内に、
沙慈は半ば諦めに近い思いに捕われたのだが、それは刹那が身を置いていたCBでも同じ認識だった。
刹那の消息は不明となっているが、実際はもうこの世にいないんじゃないかと囁かれていたからだ。
というのも、あのあと発見された00ガンダムは壊滅的ダメージを受けていて
パイロットは見つかっていないものの生きていればむしろ奇跡だといえるほどの駆逐されたような姿だった。
それぞれ発見された残りの機体も全て同じようなひどい有様だったが、パイロットはみな無事に生還していた。
が、その中にあって刹那・F・セイエイのみが消息及び生死不明だった。
そんな状況ではCB内で生存が絶望視されてるのも無理はなかったが、
それでも彼は必ず生きていると唱え続けたのはトレミーメンバーと自分と、
CBにとっては絶対悪とも言うべき組織にいたアロウズのルイスだった。
特に「彼は絶対まだ生きてる」と断言していたルイスの姿が沙慈にとっては意外だった。
以前はあれほど嫌っていて、しかも刹那は機体が違うとはいえ仇とも言える存在のガンダムパイロットだ。
真っ先にもう死んでると言っていてもおかしくないと思っていたからだ。
だが、彼女の「刹那は生きている」という断言はそういい加減なものではないと沙慈にもすんなりと理解できるものだった。
「ルイスと刹那はあの脳量子に侵された者同士だから存在の確認ができるんだよね」
「確証は持てないけど、でもこの同じ空の下で私達みたいに穏やかに生きているって気がするの」
自分には到底解かり得ない感覚。自分がルイスを取り戻そうとしていた時の独りよがりのものとは違う確証。
正直、羨ましくないとは言えない。どこかで彼女の意思や存在を確かめることが出来るなんて素晴らしいことだろうと思った。
「なんかそれって妬けちゃうな」
でも自分は彼女らと同じにはなれない、だからこそ自分とまったく違うルイスを
こんなにも守りたいと思うし愛おしく想うのだと思う。
「どうして?あたしは沙慈が同じような状況になるなんていやよ。だ…」
だって、沙慈があたしの考えてる事とか全部知れちゃうようになったらあたしが
朝起きて隣の沙慈を見て安心してから夜に沙慈の腕の中で眠りにつくまでずっと
沙慈の事しか考えてない事がバレちゃうじゃない。
そんなの恥ずかしくて死んじゃうわ、とあけすけもなく自分が言い出してしまいそうで慌てて口ごもるルイス。
顔が赤くなっていくのが自分でも解かる。
ああ、もう!とばかりにルイスは自棄気味に言った。
「あたしはそのまんまの沙慈がいいの!」
そんなの知られちゃったらもう強く出れないじゃない。だからこんな事絶対に言ってやらない。
急に口ごもったり赤くなったり怒ったりする忙しいルイスを見て沙慈が笑った。
「ああ、一日中僕の事ばっかり考えてるのがバレるから?・・・なーんてね」
ルイスはぎょっとした。沙慈が自分や刹那と同じ脳量子に侵されているとは考えられない、考えたくないが
この人は時々自分のことをすべて見透かしているような気がする。
それはもうずっと以前からの事で、見透かすというよりもそれはむしろ自分が言うわがままの理由なんて彼には全部お見通しで、
その上ですべてを許容してくれていると言った方が近いのかも、と考える。
この人の前では自分は偽る事も強がってみせる事もみんな無駄な事なのかもしれない。
脳量子なんてものがあってもなくても自分がこの人に本当の意味で適うことなんかきっと一生ないんだろうな。
そう考えてそんな一生でもきっとすごく幸せなんだわ私、とフフと笑った。
急に笑みを浮かべたルイスの姿に訝しがりながらも、沙慈も釣られるように微笑む。
「刹那が見つかったらきっと無表情で“そんなのは予測してた姿だ、沙慈・クロスロード”っていうんだろうね」
「ぷっ、言いそう!あと“余計な写真なんかは不要だ、ルイス・ハレヴィ”とかも言いそうじゃない?」
587:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 10:17:30
みなさんおつかれさまでした卒業します
588:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 10:38:15
沙慈ルイアンチが泣き叫ぶぐらいの超沙慈ルイENDを今から期待している
589:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 11:56:13
「そんな事言ったらまたきみは食べ物投げて怒りそうだ」
「ひどい!もう子供じゃないんだからそんな事しませんー」
「じゃあ刹那が見つかったらまたピザでも取ろうか?」
「うん!約束ね!」
過去に戻りたい訳ではないが、少し大人になった今の自分達なら、
自分を取り巻く環境しか知らなかったあの頃とは違う話ができるんじゃないか、 と思う。
お互い理解できあえなくて話が平行線をたどるしかなくても、それはそれできっと昔とは違う何かがみつけられるのではないか。
むしろ、互いに違う考え方があって当然だろう、それが人間というものだから。
違う存在だからこそ互いを補い合い、理解したり反発したりしながら1が10にも20にも成長していけるのが
人間のいいところなのだから、と。
そして目の前にいる人間も、きっと自分と同じことを考えている、と二人は確信していた。
確信しているが互いに言葉にはしない。
この二人にとっては、それを言葉に出して確認しあう必要などないと理解しあっていたから。
ただ次に彼と会う時が楽しみだねと、近所に住む親しい友人の来訪を待つように
語りながら二人は窓から見える青空を見上げ微笑みあった。
町外れの小さな教会。心地よい海風が、頬をなでる昼下がり。チャペルの音が鳴り響きます。
この町に引っ越してきたばかりの若いカップルが、今日、式を挙げます。
知り合いがいないのか、参列する人がひとりもいません。
でもふたりはとても幸せそう。 ただ指輪の交換が変わってました。
男は女の左手から指輪を抜き取るとまたはめ直し、女は男のネックレスから指輪を外して男の左手にはめました。
「誓いのくちづけを」牧師の声はどこか事務的。聞こえているのかいないのかふたりは見つめ合ったまま。
やがて男の方から動きだし、女に優しくくちづけを交わしました。
次回文金高島田!ルイスの和服は似合いすぎ。
最終決戦の戦場に現れた、ルイスのレグナントとリボンズの機体。
沙慈「ルイス、もう戦わなくていいんだ…一緒に帰ろう」
ルイス「……」
リボンズ「残念だったね、彼女はもう僕達の仲間、人類初のイノベイターなんだよ」
沙慈「そんなの関係ない!ルイスはルイスなんだ!」
沙慈の叫びをリボンズは笑い飛ばす。
そしてリボンズは脳量子波を使って、ルイスに撃墜するように指示。
↓
ルイスが00ライザーに攻撃、ルイスは沙慈の叫びに応えない。
刹那「トランザム!」
すかさずトランザムを発動する刹那、不思議空間発動。
↓
沙慈とルイス、不思議空間の中で再会(お互いに裸)、お互いの素直な気持ちを確かめ合う、そしてルイスは正気を取り戻す。
↓
リボンズ「な、何故だ、脳量子波が遮断された?通信が出来ない!何故だ!何故なんだ!」
動揺するリボンズ、更には他のイノベイター達との通信も途絶え、それによって混乱したイノベイター達は次々と撃破される。
↓
そして最後にリボンズに向かって、ガンダムの集中砲火。
リボンズ「そ…そんな…僕らが…イノベイターが死ぬ?…そんな…うわぁぁぁぁぁぁ」
590:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:00:16
最終局面、00の光で再び精神領域で邂逅を果たすルイスとサジ。
サジの呼びかけにルイスの心は揺れ、真剣な眼差しで問い返す。
「サジ、あなたはどうしたいの?私はもうイノベーターなのよ?それにもう私の手は汚れ過ぎてしまったわ。」
そしてサジは自分の最も正直な気持ちを言葉にし、こう叫んだ。
「僕は…僕はっ!それでもルイスの軍服をクンカクンカしたいんだっ!」
怒りに震えるルイス…
「最悪の解答ですぅ!私、惚れなくて正解だったですぅ!」
「こんなミス解答、私の戦術予報から逸脱し過ぎだわ!」
「アハハハハ、お前だってマリーに同じ事言ってみたいんだろ?アレルヤァァア!」
「な、何だと!?そんな変態は許さん!超兵の力思い知れ!」
「違う、違うんだ、マリー!今のはハレルヤが勝手に!」
「サジ、君はガンダムではない。パージする。」
宇宙に放り出されたサジ、迫るルイスのモビルスーツ、混迷広がる宇宙…。
「スーハースーハーを付け忘れるとは男の風上にも置けん!興が乗らん!撤退させてもらう!」
「ガンダム…、私はガンダムを倒して統一世界を実現する…。パパ…、ママ…、見ていてね…。」
イノベーターとして覚醒したルイスは新型モビルアーマーのコクピット内で戦場に向かう。
見回すと宇宙にはアロウズのモビルスーツの残骸が広がっている。
「ガンダム…、争いの種…。許さない…。」
その頃、CBのガンダム4機はアロウズの奇襲作戦により、苦戦を強いられていた。
「数が多過ぎる。まだ、トランザムは使えない…。どうする、このままじゃ…。」
すでにアリオスの機体のダメージはひどく、可変する事が出来ない。
「引け!私がやる!」
「マリー!!」
突撃するマリー。
「目標を捕捉、駆逐する。」
そこへ現れたルイス。
ルイスは自らが躊躇したせいでアンドレイを死なせた。そのアンドレイを殺害した人物こそマリーだったのだ。
「ルイス・ハレヴィー准尉!」
躊躇するマリーに容赦なくルイスは襲い掛かる。
「GN粒子砲、粒子充填完了!」
それから四十年の月日が流れ…
経済特区日本の田舎町。時代遅れの日本家屋の縁側でのお話です。
娘、息子夫婦と離れ、ふたり悠々自適な毎日を送る老夫婦。
春の日差しも暖かく、お茶を飲んでいるようです。
「…色々あったねルイス」
「あの時沙慈が止めてくれなかったら、私ソーマさんを…」
「僕が止めなくても大丈夫だったさ。それよりお茶のおかわりは?」
「緑茶☆ミルクと砂糖多目で!」
「どーしても馴れないよルイス。緑茶にミルクなんて」
「えー美味しいのに」
いつまでも変わらない毎日。平凡な日常。ゆっくりと時は流れて行きます。
次回 超兵強襲!決戦井戸端会議。
ご近所マダムのまとめ役はなんと沙慈?
ご期待ください
591:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:04:27
沙慈はルイスに真実を伝える。結婚式場を襲ったガンダムはCBではなかったと。
オーライザーに乗っていた沙慈を信用出来ないルイスは混乱し、思わず沙慈の頬を平手打ちしてしまう。
「じゃあ、私は誰を憎めばいいの!?教えてよ!沙慈!」
沙慈の胸の中でルイスは涙を流した。
沙慈はルイスを抱きしめようとするが、ルイスはその場に倒れ込む。
突如発作を起こした、ルイスをトレミーの医務室へ……。
CBはすでにGN粒子による障害を治す方法を知っていた。
乗組員のアニューによりGN粒子の毒素除去、そして欠損した左腕の再生治療手術が行われ、
ルイスはカプセルの中で数日間、眠りについた。
数日が過ぎ、目を開けるとベッドの横には沙慈の姿が。
「ルイス…?」
「沙慈…。」
ステーション建設事務所にて
「クロスロード君、新人だからって無理するなよ」「もう少しなんです。これ片付けたら帰ります」
(…早く一人前になるんだ。一人前になって…今度こそルイスとふたりで…
…誰にも邪魔されずに…今度こそ……今度こそ………)
「……サジ…沙慈!」「…ル、ルイス!どうして?」
「なに呆気にとられてるの?約束忘れちゃったの?」「忘れてない!忘れるもんか!でもどうして?」
「今月から配属された新人のルイス・ハレヴィです。沙慈の事探しちゃった。コネって使えるわね」
「…」「頑張るのはいいけど、服がヨレヨレじゃない」「ご、ごめん」
「さあ立って!…背、伸びたんだ」「そうかな?」「大人になっちゃたんだ」
「ハハハ。そうだ!一緒に来て!見せたいものがあるんだ!」「ちょっと…沙慈!」
「クロスロード君起きたまえ」「こっ、ここは?」「無理をしてもすぐには結果でないよ」
「…はい」「シャワーでも浴びて来たまえ。服がヨレヨレだぞ」「!!ハイ」「…焦るなよ」
次回 ルイスの願い、沙慈の夢
592:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:07:03
-ヴェーダ内部・中枢エリア-
刹那・ライル・ティエリア「突入するぞ!」
扉が開き、3人がヴェーダの内部に突入する。
刹那「リボンズ!」
リジェネ「助けてぇ――! ソレスタルビーイング――…」
柱にはまだリジェネの頭部が残っていた。
リジェネ「ボクが機械人形だったなんて、リボンズ…」
リジェネの頭部がとうとう崩れ、鉄屑と化してしまった。
ティエリア「リジェネが鉄屑に…」
ライル「アニューやリヴァイブと同じ死に方だぜ!」
リボンズ「はっはっは、その通り!」
刹那「リボンズ!!」
3人が上を見上げると柱の天辺にリボンズが立っていた。
リボンズ「アニューもリジェネも、私が作った操り人形だ。それだけじゃない、ルイスもまた同じなのだよ!!」
刹那・ライル・ティエリア「え?」
リボンズ「つまり君たちは今までずーっと機械人形と戦ってきたってわけだ! はっはっは!!」
-ヴェーダ外部・人工自然空間-
沙慈「うわああ――っ!!」
沙慈がルイスの攻撃に吹き飛ばれるが、ジャンプして避けるも、もう1つの攻撃で倒れる。
ルイス「はっはっは……私の勝ちだな。地獄へ行け、沙慈! ハハハハ!!」
沙慈「なぜだ!? ルイス……なぜ僕の想いをそこまで踏みにじることができるんだ!?」
ルイス「ふっ、とどめを刺してやる! はあっ!!」
沙慈「負けてたまるか! ルイス、目を覚ましてくれぇ!!」
ルイス「うわっ!!」
沙慈が捨て身でルイスに突進し、2人は崖下に転げ落ちていく。
ルイス「うわああ――っ!!」
沙慈は傷を負いながらも立ち上がり、うずくまるルイスに対して黙って拳銃を突きつける。
ルイス「おのれ、沙慈…」
沙慈「覚悟、ルイス…」
その時、沙慈の足元に天使の羽根が落ちる。
羽根が輝きだし飛んでいくと、沙慈の拳銃が空気の中に溶ける様に消えてしまう。
沙慈「銃が…」
そしてどこからか、沙慈の名を呼ぶ懐かしい声が聞こえてくる。
「沙慈…沙慈…!」
沙慈が声の主の方向へ振り向くと、それは見上げるほどの高い岩の柱にいる光から発したものだった。
光はやがて人の姿に変わり、現れたのはなんとルイスだった。
しかもその姿は4年前に沙慈の元を去った時そのままの姿であり、
背中に白き翼を有した、まさに天使そのものの姿であったのだ。
593:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:08:24
天使ルイス「沙慈!!」
沙慈「ルイス…いったいどういう…」
沙慈は今まで戦っていた目の前にいるルイスと天使の姿をしたルイス、
2人のルイスが存在する事実に困惑の表情を浮かべている。それは目の前にいるルイスもまた同じであった。
ルイス「私がもう1人…どういうことだ!?」
天使ルイス「ルイス、あなたの…いえ…私の魂は…すでに昇天している…」
ルイス「何!?」
天使ルイス「今、真実を語らねばならないのです!!」
岩の柱に立つ天使の姿をしたルイスの身体がまばゆい光を放ち、光は全てを暖かく包み込んでいく。
沙慈「ルイス!? 真実って…」
天使ルイス「4年前の戦いのとき…私は死に、その魂は…とっくに天国へ。
今、沙慈の目の前にいる私は、リボンズが作り出した…ただの操り人形に過ぎない!」
ルイス「操り人形…!? バカな!」
天使ルイス「全ては世界を我が物にするため。リボンズの遠大なる陰謀だった…
おろかな機械人形よ…私の偽者よ…元の塵へ還りなさい!!」
ルイス「ぐわああ――っ!!」
ルイスの体が機械むき出しの姿になって崩れ始める。
ルイス「うそよ…うそよ! たとえ機械人形だろうと、私はお前たちを永遠に憎む!!」
とうとう頭部のみが残る。
沙慈は事の顛末をただ見守ることしかできない状況だ。
ルイス「私は…アロウズの…人類初のイノベーターの…ルイスなのだ…」
顔からも機械が露出し始めて見る見る崩れていき、その姿はただの鉄屑となってしまった。
天使ルイス「風よ、鉄屑となった私の偽者を…永遠に塵に還したまえ!!」
天使の姿をしたルイスの声に従うかの様に一陣の風が吹き、
風はかつてルイスだった鉄屑を見る見る塵に風化させる。
そして風が穏やかに止むと、鉄屑は跡形も無く消えていた。
沙慈「ルイス!」
天使ルイス「安心して沙慈。私はママと、天国で…昔のように仲良くして…」
いつの間にか天使の姿をしたルイスの母がルイスの隣に現れ、2人は手をつないでいる。
天使ルイス「沙慈、私はもう二度とあなたの前に姿を現せない。
でも天国で…いつもあなたのことを思っている…」
沙慈「ルイス…」
天使ルイス「急いで。残るはリボンズ1人…一刻も早くリボンズの野望を止めないと、
また世界は…巨大な力で崩壊の危機にさらされる。沙慈、さようなら…」
天使の姿をしたルイスとルイスの母が天に昇っていき、やがて消えていく。
沙慈「巨大な力!?」
594:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:10:51
-ヴェーダ内部・中枢エリア-
リボンズ「ボクはヴェーダを手中に収めた。世界唯一のイノベーター・人類の革新を導く者となったのだ!」
リボンズの全身が光り、その姿はまるで大天使そのもののとなった。
リボンズ「はーははは! もはや到底貴様らの及ぶところではない、くらえ!!」
リボンズの攻撃に3人が倒れる。
リボンズ「はーははは! ボクはの世界唯一のイノベーターなのだ。はっはっはっ!!」
アレルヤ「待て、リボンズ! はああっ!!」
アレルヤ、マリーがリボンズの行く手を阻む。
マリー「まだ私たちとの決着はついていないわ!」
リボンズ「懲りない奴らよ…」
アレルヤ「勝負だ!」
アレルヤとマリーがリボンズに挑むが、リボンズの想像を絶する力にまた倒れる。
リボンズ「所詮は出来そこないの超兵…ボクのようなイノベーターには足元にも及ばないな。
ヴェーダから発する力こそ、この世の最大の力なのだ! 思い知ったか、ソレスタルビーイングの諸君!!」
マリー(ソーマ)「おのれ…」
マリーの人格がソーマに変わりリボンズを睨みつけるが、
同時にヴェーダから出る光のロープが目の前に倒れる5人を結び、地面に叩きつける。
リボンズ「くらえ!」
リボンズの攻撃が5人に炸裂する。
リボンズ「ソレスタルビーイングもこれでおしまいだ、はっはっはっ!!」 」
595:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:11:33
その時突如、ヴェーダ全体が大きな揺れに巻き込まれる。そしてヴェーダの前に何かが降り立つ。
それはなんと、暴走した数体のアルヴァトーレだった。
刹那「アルヴァトーレだ…」
刹那の言葉の後、沙慈がやっとヴェーダ内部に到着し状況を確認すると同時に、
天使の姿をしたルイスが語った言葉の真意を理解していた。
沙慈「ルイスが言った巨大な力って、このことだったのか!?」
数体のアルヴァトーレから巨大なビーム砲がヴェーダに向けて放たれる。
沙慈「刹那、みんな!」
ヴェーダ内部では轟音が響く。
リボンズ「アルヴァトーレが創造主たる私に逆らうだと!?」
ヴェーダ内部が崩れ始め、刹那たちが大きな揺れに怯む。ヴェーダはどんどん崩壊していく。
ライル「どうなってんだ!?」
ティエリア「4年前に破壊されたアルヴァトーレが量産されていたとは…」
アレルヤ「何だって!?」
マリー(ソーマ)「このままじゃヴェーダが爆発する! 逃げるしかないわ!」
リボンズ「ここで決着を付けるんだ、ソレスタルビーイング!
貴様らが死ねば戦いはイノベーターの勝利となり…アルヴァトーレの暴走は収まる!
だからお前たちはここで地獄へ送ってやろうじゃないか! はっはっはっ…」
リボンズが6人に一斉攻撃を仕掛ける。
刹那「そんなことをしたら、貴様も死ぬぞ!」
沙慈「これ以上、憎しみと悲しみを増やすわけにはいかない!!」
刹那たちに攻撃を仕掛けるリボンズ。
満身創痍になりながらもリボンズに戦いを挑む刹那と沙慈。
ナレーション「プトレマイオスは沈んだ。リジェネもルイスも、今はいない。残るは、リボンズ1人!
だが、土壇場になって数体のアルヴァトーレが現れた。
果たして、刹那たちは!? 全ての運命は怒涛の勢いで終息に向かって突き進んでいた!
596:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 12:25:06
ここはあくまで沙慈とルイスのカップリングのスレです。
どちらか一方が主役ではないことに注意!沙慈に重きを置くなら沙慈スレ、ルイスならルイススレへどうぞ。
歴代スレタイが、「幸せ」「希望」「未来」がキーワードになっている点も注意してください。
shar:新シャア専用[レス削除]
スレリンク(saku板)
【削除依頼の仕方】
1.URLリンク(qb5.2ch.net)のページへ行く。
→慣れるまでは、直接、スレへ行ってカキコよりココで書いたほうが確実。
2.削除対象部分のチェック欄にチェックする。
→「糞スレを削除」の場合は左。「荒らしと思われるAA、コピペ文等」の場合は右。
3.新シャア板の掲示板アドレスを入力する コピペすればOK URLリンク(mamono.2ch.net)
4.削除して欲しいレスのアドレスをコピペして貼る。
→レス指定削除の場合、アドレスの最後の番号を削除して欲しいレス番を書いておくこと!
5.削除ガイドラインの抵触してると思われる項目をどのスレ・レスがどのガイドラインに抵触するかわかるように書く。
削除ガイドライン URLリンク(info.2ch.net)
→くれぐれも「ムカツクから。」「糞スレだから。」等…。自分勝手な理由は書かない事!それだけで受理されなくなるので、注意!!
6.最後に重複(=依頼したスレがもう削除依頼出されているか。)していないかチェック!
→飛んだ先に紫になったリンクを開けて見て、自分が依頼頌しようとしてるスレが入ってるようなら、やめておこう!
7.終了。後は削除人が動いて仕事をしてくれるのを神に祈れ!!
※荒らしにかまうと削除依頼がスルーされることがあります
黙って報告、これが基本です
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待ってます。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを待ってます。
ノセられてレスした時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。
荒らしにエサを与えないで下さい。
○枯死するまで孤独に暴れさせといて、まとめて削除依頼がスマートです。
○規制議論板利用、通報もOK!オススメ?
「怪物と闘うものは、その過程で自ら怪物と化さぬよう心せよ。長く深遠を覗く者を、深遠もまた等しく見返す」
………フリードリヒ・ニーチェ
荒らしと向き合うと、魂が腐ります。だんだん荒らしの事しか注目出来なくなります。
フォースの暗黒面に堕ちるとも言います。暗黒面に支配される前に、笑い飛ばしましょう!
「ルイスドリ厨」はNGワード登録を推奨。皆様楽しく、沙慈ルイ談義に萌えましょう!
597:通常の名無しさんの3倍
09/02/27 19:18:41
「どうせルイスの話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ?」と沙慈が言った。
とにかく、そのようにしてルイスをめぐる冒険が始まった。
598:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 15:38:12
続きマダ~
599:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 20:54:42
「私って美しい?」
ルイスが僕にそんなことを聞いてきたのは、僕たちが出会ったあの空間でのことだった。
そのとき、僕は煙草を吸いながら一人で地球を眺めていた。彼女と話すときは一人じゃないといけないのだ。
「美しいよ」
僕は言った。事実彼女ほど美しい女性を今までにみたことはなかった。
滑らかな曲線。洗練された外見。大胆な隆起。すべてが僕の心を掴んでいた。
「少し形而上的にすぎるけど、とても美しい」僕は言った。
「嬉しい」
彼女はその華奢な体を少し震わせて喜んだ。僕は彼女にもたれかかった。
背中に彼女の柔らかい皮膚を感じた。
「どのくらい美しい?」彼女が聞いた。
「GNアーチャーを100機集めてマス・ゲームをしているより美しい」
「素敵」
ルイスは体を震わせて喜んだ。あまりに喜んだのであたりにGN粒子が舞って仕方がなかった。
僕はアルマークには悪いけど、彼女と話せるようになってよかったと思った。
ルイス、つまり人類初のイノベーターと自由に話せるのはその創造主だけなのだ。それは上位種の特権だった。
僕は、それに気がついたとき、アルマークが羨ましかった。尊敬した。いや、この表現は正しくない。オーケィ、正直にいおう、僕は彼に嫉妬していたのだ。
「戦争はいつまで続くかしら」
ルイスが心配そうに言った。
「さあね。僕にはわからないな。けど、そんなに長くかからないと思う」
僕は、煙草を足元に捨てると、今度はビールを取り出した。
「私きっと殺されちゃうわ」
「大丈夫。君は僕が守るよ」
「ほんとに?」
「本当さ。僕が一度でも嘘を言ったことがあるかい?」
「私信じるわ」
僕は彼女の頬にキスをした。少し冷たかったけれど、それは決して嫌な感触じゃない。
「私のこと好き?」ルイスが聞いた。僕はビールを飲みながら答える。
「好きだよ」
「どのくらい?」
「君を乗せているエンプラスに嫉妬するくらい」
「あなたって最高だわ」ルイスがくすくすと笑った。そして、ひとしきり笑った後、「守ってね」といった。
もちろん、と僕はこたえた。
けれど、結果的に僕は彼女に嘘をついたことになった。
600:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 21:26:45
ソレスタルビーイングとアロウズの最終戦争。戦いは佳境だった。
戦場はますます激しさをまして、ルイスを守るモビルスーツは一機もいなくなった。
ジンクスやアヘッドは既に防衛戦に突入していたし、マスラオは撃沈されたのか反応がなかった。
そんななか、僕はリペアキットを持ってエンプラスのコクピットに向かった。
「この宙域をでなくていいの?危険よ」ルイス・・彼女が僕にきいた。
「でたくないんだ」僕はいった。
「けれど、きっと守りきれないわ。私の機体はすでにボロボロだもの」
ルイスは淡々といった。
「貴方まで死ぬことはないわ。逃げて、生き延びて。」
「僕はここに残るよ」
「駄目よ」
「どうして?」
「どうしても」
そこで僕らの会話は終わった。彼女は沈黙して、僕はまたビールを飲んだ。
刹那がやってきた。
「どうした?沙慈クロスロード。パイロットがOライザーを放りだして、ボー、としているなんて」
「なにもしたくないんだ」
「なに馬鹿なこといっている。さあ、お前がでてくれなければ、ツインドライブが使えない」
刹那はそういって僕の手を引っ張った。
「君がやってくれないかな」
「しっかりしろ!お前がしっかりしないと皆死ぬんだぞ!」
僕は顔を叩かれた。激しいビンタだ。一瞬意識が飛びそうになった。
「・・・わかったよ。すぐに行くから、君はカツ達をしっかりみててくれ」
そう。僕は艦長だった。艦長には責任がある。好むと好まざるとにかかわらず。ミライはうなずいて急いで出ていった。
一息にビールを飲み干すと僕はシートから立ち上がった。そして、ルイスに言った。
「僕は行くよ」
「ええ。」
僕は背中に手をやって、そっとさする。彼女がすこしだけ身を振るわせた気がした。
「さようなら。今までありがとう」 躊躇いながら、僕は言った。其れ以外にいったい何がいえる?
「私。貴方に会えて。本当によかった」
彼女が笑ったように思った。
僕はハッチを閉めた。警告音が、けたたましく鳴り響いていた。口の中は血の味がした。
・・・戦争はこうして終わった。どんなものでもそうなように終わってしまえば実に馬鹿げた戦争だった。
601:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 22:22:23
戦争が終わった後、暫くしてから僕は暇を見つけて軌道エレベータに行った。
エンプラスが大破していたと思わしき場所に、僕は小型艇を走らせた。
僕はそこでエンジンを切った。
ここでルイスと話してから半年も経っていない。けれど、僕にはあれから何年も経ったような気がした。星は相変わらず、変わらない光を保って柔らかな色を降り注いでいた。
僕はシートを倒し横になったまま手元の携帯端末を眺める。それは今にも鳴り出しそうに見える。
不意に端末が鳴り出す。それは現実の世界の空気を震わせている。僕はすぐに受話ボタンを押した。
「もしもし」
「ねえ帰ってきたのよ」とルイスは言った。とてもリアルに。
「いろいろと大変だったけど、それでもなんとか帰ってきた」
「それはよかった」と僕は言った。未だにうまく信じられないのだ。彼女の声が聞こえることが。
「それはよかった?」とルイスは(たぶん)顔をしかめて言った。
「何よ、それは。わたしがせっかく苦労して戻ってきたというのに。よくなかったら私の立場はどうなるのよ」
「今どこにいる?」
「そんなに遠くじゃないと思うな。たぶんけっこう近くだと思う。」
「迎えに行くよ」
「そうしてくれるとうれしいわね。場所を調べて、メールで送る」
「君にとても会いたかった」と僕は言った。
「わたしもあなたにとても会いたかった」と彼女は言った。
「あなたと会わなくなってから、すごくよく分かったの。わたしにはあなたが本当に必要なんだって」
「ここに迎えにきて」
そして唐突に電話が切れた。僕はシートを起こし端末がメッセージを受信するのを待ち続ける。なかなか受信しない。しかしぼくは急がない。もう得に急ぐ必要などないのだから。
。
602:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 23:26:21
>>599-601
文章すごくうまくて好みなんだけどさ
これ、『僕』って沙慈?違う気がする・・・
だとしたら沙慈ルイスレに書き込む必要があるSSなの?
603:通常の名無しさんの3倍
09/02/28 23:45:01
よし、住人さん戻ってきたかな?
>599はよくわからないので保留。でいいんじゃない?
明日は沙慈ルイどう動きそうなんだっけ?
ドキがムネムネするのぅ。
604:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 00:18:58
>>603
書き込みはなくてもあの変なコピペ荒らしが収まるまで様子見してる人が多いんじゃないかな
少なくとも自分は様子見で誰かが書き込むのを待ってたw
明日はブシドーと留美紅龍のターン(バレ情報でごめん)だから
沙慈ルイに大きな動きはないんじゃないかなー
あれば嬉しいけど、00ガンダムのラストに向けて
様々な人物の思惑や伏線が錯綜するだろうから
沙慈ルイがメインになるのはまだ先だと思う
605:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 00:24:47
そろそろ物語が加速し始めるころですね。
予告に沙慈がいたから少し期待。
沙慈と刹那の、ルイス奪還作戦第一ピリオドですな。
606:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 02:25:59
URLリンク(zip.2chan.net)
沙慈はこんな怪物MAを相手にしながら、どうやってルイスを説得するんだろうか。
607:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 07:12:05
>>606
現実逃避してトレミーで料理長に転身します
608:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 07:21:04
変形する!だの、中に人型決戦兵器が?だの色々言われてますが
対する00ライザーも負けちゃいない。まだまだ能力未知数な所が強み。
609:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 13:15:32
>>607
手首を折る事に長けた最強の料理長に転身ですね、わかります
610:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 13:58:37
>>606
どーせ刹那が何とかするんでしょーよ・・・・
611:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 15:15:23 yroBssT5
今日の放送で沙慈とルイスの登場はどうなのかな?
沙慈とルイスによる萌えを期待する。
612:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:05:42 yroBssT5
ガンダム始まったようだな。
613:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:32:04
これはだめかもわからんね。
614:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:35:16
あああ、ルイスorz
もうなんかすごいショック受けた
615:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:36:01
厳しいな・・・
遂に殺しちゃったか
616:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:40:51 HO6CBQwH
生き残ったとしても一生イラッと来た時フリスク食べないといけない
太りそうだ。
617:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:47:24
r、ノVV^ー八
、^':::::::::::::::::::::::^vィ 、ヽ l / ,
l..:.::::::::::::::::::::::::::::イ = =
|.:::::::::::::::::::::::::::::: | ニ= サ そ -=
|:r¬‐--─勹:::::| ニ= ジ れ =ニ
|:} __ 、._ `}f'〉n_ =- な. で -=
、、 l | /, , ,ヘ}´`'`` `´` |ノ:::|.| ヽ ニ .ら. も ニ
.ヽ ´´, ,ゝ|、 、, l|ヽ:ヽヽ } ´r : ヽ`
.ヽ し き サ ニ. /|{/ :ヽ -=- ./| |.|:::::| | | ´/小ヽ`
= て っ ジ =ニ /:.:.::ヽ、 \二/ :| |.|:::::| | /
ニ く. と な -= ヽ、:.:::::::ヽ、._、 _,ノ/.:::::| | /|
= れ.何 ら -= ヽ、:::::::::\、__/::.z先.:| |' :|
ニ る と =ニ | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|'夂.:Y′ト、
/, : か ヽ、 | |::::::::::::::::::::::::::::::::::::_土_::| '゙, .\
/ ヽ、 | |:::::::::::::::::::::::::::::::::::.|:半:|.ト、 \
/ / 小 \ r¬|ノ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::| \
618:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:51:54
659 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2009/03/01(日) 17:47:37 ID:???
27日本バレ確定
無念 Name としあき 09/02/27(金)08:17:08 No.48435952 del
>ネーナはホンロンと相打ち
お次の進呈が昔の過去が暴露ぉぉぉぉ~
五寸釘は腕なしイヤァァァァァ~
もうらめぇぇぇぇぇ~
→留美が過去暴露
ネーナあぼん
腕なしもその後ろがもう一つの後ろか更にもう一つの後ろでイャァァァァァ~
親なしの前でイヤァァァァ~
→ルイスも次かその次の回で沙慈の前であぼん
619:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:54:29
バレ情報の書き込みは禁止。情報漏洩する馬鹿も反応する馬鹿もお断りです。
620:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 17:58:54
待ち受けGETだぜ!
うん?なんかスレ暗いな。
俺たちは変わる。変わらなければ、未来と向き合えない。
大丈夫じゃね?沙慈と刹那の目指す未来。それの象徴のひとつなんだから。ルイスは。
621:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:03:20
>>620
ポジティブだな君!
622:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:03:43
大丈夫だよ
今まで通り沙慈が介護してくれる
623:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:14:11
>>621
当然だ~!
624:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:16:46
>>617
おまえ誰だww
ルイススレに張ったのをこっちにも貼りやがってw
625:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:30:09
>>624
無断スマソw
でもここの人たちの気持ちでもあるような希ガス
626:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:33:37
つーか刹那が急にルイス撃つ気満々になってきてるんだが
627:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:37:16
沙慈なら何とかしてくれるさ~。
これだけ死亡フラグ揃うと、逆にルイス死にそうにないな。
これでお亡くなりになったら、ひねりもへったくれもないよ。
628:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:39:24
>>626
え?自分は逆に思ったけど
「彼女も取り込まれてる」って言ってたんだから。
「それを断ち切りさえすれば彼女は救える。できるな沙慈・クロスロード」
なんて台詞が続くぐらいなら脳内変換は余裕っすよw
629:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:43:02
>>628
さすがです!
困難乗り越えてこそ、輝ける未来が待ってんだよね。
630:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:55:45
これさー…
ルイスにとっちゃもう死んだほうが幸せなんじゃね?
二人で生き残ったとしてもルイスカミーユ化してるし
沙慈はそれでも傍にいるだろうけどそんなルイスを見てるのは辛いだろうし
仮に正気に戻れたとしてもルイスは沙慈に対して申し訳なく思い続けるだろうし…
あ、だからOPに繋がるのか?
あの二人で暮らしてるだろうけど心ここにあらずな表情のルイスと
微妙な表情の沙慈っつーあのカット
631:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 18:55:51
ルイスの生死はまだ五分五分ってとこかね。
復讐やっちゃったのはやばかったけど、セリフでパパママ言ってるあたり
逆に、そう簡単にパパとママのとこには行けませんフラグな気もする。
それに、沙慈がこのまま見せ場なく終わりそうもないと思うな。
632:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 19:22:56
君の孤独を分けてほしい。
光でも闇でも
喜びでも悲しみでも
どんなに君が道に迷っても傍にいるよ。
ふたりならば信じあえる。もう、離さないで。
空ミミ。一部抜粋。間違えあるかも。
633:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 20:23:41
刹那「この道を行けばどうなるものか
危ぶむなかれ
危ぶめば道はなし
踏み出せばその一足が道となり
その一足が道となる
迷わず行けよ 行けばわかるさ。
できるな?沙慈・クロスロード。」
634:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 20:29:29
もうこのキ○ガイから沙慈を解放してやろうよ・・・・・
635:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 20:50:13
>>634
スレリンク(shar板)
636:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 20:58:31
視聴完了した訳だが。
まあルイスにとっては、両親の敵討ちという呪縛から解放された訳だ。
となると沙慈の説得の障害はリボンズだけになったということだな。
637:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:02:18
>>630
カミーユがZの主人公としか知らない種からのガンダム者だけど
ルイススレでこんなの見つけたよ
77 通常の名無しさんの3倍 sage New! 2009/03/01(日) 19:29:31 ID:???
>>73
カミーユは何気にハッピーエンドだぞ
78 通常の名無しさんの3倍む sage New! 2009/03/01(日) 19:30:26 ID:???
>>77
そうか?
79 通常の名無しさんの3倍 sage New! 2009/03/01(日) 19:31:38 ID:???
>>78
うんZZで意識取り戻してファと抱き合って終わり
だった気がする
80 通常の名無しさんの3倍む sage New! 2009/03/01(日) 19:32:16 ID:???
TVではZだと精神破壊なっちゃったけど、ZZではほぼ回復
劇場版では>>77の言っていた通りだな
だそうなのでカミーユ化なら沙慈ルイハッピーエンドありえるよ!
638:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:06:03
>>636
リボンズは全ての元凶、世界の歪みの根本だからな
障害はリボンズだけというなら
ラストはリボンズ倒してルイス取り戻してめでたし、だな
ルイスの精神障害?そんなん沙慈にとっては何の障害にもならんw
639:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:24:11
どこまで沙慈に重荷を負わせる気だよお前ら
640:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:26:56
>>638
リボンズはどうにも小物臭がひどいんで、沙慈が排除しなくても自滅しそう。
だからこそルイスが心開きさえすれば、なんとでもなる。
そういや去年、第一期で沙慈は黒沙慈になったころだな。
その時はルイスとの約束で沙慈は立ち直った訳で。
今度はルイスのために、沙慈頑張らなくちゃね。
641:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:27:13
はいはい
642:641
09/03/01 21:27:41
あ、アンカーみすった
>>639で
643:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:30:26
>>639
じゃあさ、沙慈ルイ的にはどう言う展開になったら
沙慈だけに主に背負わせなくていいと思うか聞かせてくれるかな?
644:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:31:22
×=主に
○=重荷
645:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:32:29
>>642 640です
わかってるって。安心してね。
646:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:46:20
二期になってこんだけ優遇されてんだから
最後くらい沙慈に見せ場提供して死んで欲しい。
647:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 21:55:26
>>643 落ち着きましょう
人は誰しも重荷を背負っていきてます。
重荷の名は人それぞれ。
家族。友人。仕事。地位…罪の意識なんてのも
それらを重い黄金の鎖に例える人がいます。
捨てれば人生という旅路が楽になるのはわかっている。が、捨てられる物じゃない。
特に重荷を重荷と感じないのが家族という名の鎖。
お互い迷惑を掛け合い、それを迷惑と感じず、むしろ喜びに感じるのが家族。
天涯孤独な沙慈とルイスは、お互いが最後の支えなんですから。
648:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:12:29
沙時は一緒にあるく人はこれからでも幾らでも探せるだろ、普通に
649:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:21:11
>>643 674です。
沙慈にとって、ルイスが重荷だと感じる人がいるなら感じさせとけば良いんです。
沙慈が、本当にルイスを重荷に感じていて、
嫌々ルイス奪還しようとしているキャラだと、沙慈のこと思っているんですから。
私達とわかりあえるわけありません。
650:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:24:58
>>648
名前を間違う奴が沙慈を語るな
651:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:29:42
今話のヒロイン然とした沙慈をみてると、ルイスが苦しむなら楽にしてあげよう
みたいな考えになびくんじゃないかと不安になってしまう。
EDみたく強引にルイス引っ張れるのか?
652:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:35:40
>>649
すいません、>>639が煽りと解かっててあおり返したのは確かですが、
>>639とは違った意味でこのスレには
「沙慈が頑張れ」とか「沙慈にまかせるしかない」って意見が多いようで
それはちょっと違うんじゃないかなあと思ったのでああいう書き方をしたんです。
ルイス自体は精神崩壊したっぽいですが、それもまだ確定じゃないので
(復讐を果たしても死んだ人間が生き返る訳じゃない、と
改めて認識したからこそのあの悲壮な語りと絶叫じゃないかなと・・・)
自力で頑張れる事もあるだろうし、それこそ片方だけの努力じゃなく
互いが呼び合い求め合う展開になってほしいなあと思ったんです。
至ってほしいな~と
653:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:36:24
すみません、最後一文消し忘れましたorz
654:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:44:33
>>651
沙慈はいざとなったら頼りになる男ですよ。
テロによるバス爆発で、茫然自失のルイスを支える沙慈は、屈指の男らしさを発揮しました。
だから大丈夫。
罪の償いは、沙慈とルイスふたりでなら償えます。
ルイスを手にかけては、沙慈は自身の罪を償い切れません。
655:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:52:55
一度自分を捨て、勝手に誤解して憎み、今度はキ○ガイ化・・・・・・
こんなのに振り回される沙慈が可哀想だとは思わないのか?このスレの住人はよ。
656:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 22:58:30
○荒らしは放置が一番キライ。荒らしは常に誰かの反応を待ってます。
○放置された荒らしは煽りや自作自演であなたのレスを待ってます。
ノセられてレスした時点であなたの負け。
○反撃は荒らしの滋養にして栄養であり最も喜ぶことです。
荒らしにエサを与えないで下さい。
○枯死するまで孤独に暴れさせといて、まとめて削除依頼がスマートです。
○規制議論板利用、通報もOK!オススメ?
皆様楽しく、沙慈ルイ萌え談義しましょう。
657:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:13:11
>>652 それは失礼しました。
確かに、沙慈の積極性ばかりが注目されてる感がしますね。
ルイスが心を開かないと、ルイス自身が行動しないと駄目なのは同意します。
いつルイスが行動を起こすのか?
沙慈がピンチのときでしょうね。
と言うと、ルイスが沙慈をかばって…なんて言う人いますが、そこは大丈夫。
ルイスの最大の武器。それは悪運。どんなに死にそうな目に遭っても生き残る。
がんばれ沙慈ルイ。超がんばれ。
658:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:33:48
いやもうルイスはもう駄目だと思うよ、普通に
659:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:36:17
>>643
やっぱりルイスも沙慈に何かしらしてやって欲しいんだよ
与えてもらってばかりで結局は沙慈だけが苦労する未来しか見えないのが今の沙慈ルイだろ
正直お前ら、沙慈ルイじゃなくてルイスの幸せだけを願ってるようなもんじゃないか
ルイスが可哀想というけど沙慈に限らず不幸な境遇のキャラが多い中でここの主張は違和感がある
ここで無茶でもルイスの沙慈への思いの強さが洗脳を自力で解くとか考える奴がいないのがその証拠だ
660:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:38:44
結局ルイス厨の巣か
もう素直に刹那ルイスだとかアンドレイルイスとかリボンズルイスとか語ってろ
661:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:48:20
話の性質上沙慈が頑張らなきゃ無理っぽいのはある
だけど19話から、結局本質的にはルイス次第というのが確実に思えたわけだ
662:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:50:40
ルイスを救えなかった時のこのスレの住人は、ほぼ沙慈叩きになると予想させて貰うよ
ルイスありきだからなここは
663:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:52:00
基本的に沙慈の話は素直には聞かない子だしね、ルイスは
沙慈からこんな話を聞いた
じゃあ本当はどうなのか
こんな感じのアクションも思考もない
そこらへんは沙慈もかな~りそのタイプではあるんだがw
664:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:52:50
>>661
ごめん、くわしく。
665:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:55:23
アンチ以外はもう誰も沙慈ルイ以外語ってないのに…
何急にムキムキしだして住民総ルイス厨扱いしてんだ?
>>660は馬鹿なの?死ぬの?
666:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:55:23
>>659
自分の意見としては>>652です。
沙慈だけに何かしらをやってほしいのではなく
『二人』で乗り越えることが必要だし
そう言った展開を望む私のような意見はスルーですか?
あとこのスレにはルイスが可哀想と言う意見は見当たりませんが・・・
ルイスに関しては殺しちゃったから色々厳しいとか
死んだ方が幸せじゃ?というネガティブ意見しか見えませんよ
あまりアンチフィルターかけすぎるのもどうかと思いますよ
667:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:57:08
>>654
ルイスの罪を沙慈に押し付けんなよ・・・・・・。
668:通常の名無しさんの3倍
09/03/01 23:58:23
ベストでクワサンエンドか・・・
669:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:00:28
クワサンエンドってどんなの?
670:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:02:13
>>662
なりきり乙
今この流れで本気でそのレス書いたとしたら相当頭おかしいね
671:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:04:07
>>664
ルイスが素直になりゃ解決できたって事
672:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:07:33
>>667
それ同意
でもここの人達は沙慈がルイスの全てを背負うべきだと考えてるみたいだから多分また絡まれるんだろうなあ
なんか放送後のレスとか見て色んな意味で凄いと思ったわ
ちょっと文句言ったら長々と気持ち悪い反論してくるし
673:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:12:07
とりあえず皆さん落ち着いて下さい。
>>656は、ミスリードを常に誘う工作員(!)が常駐するスレから持ってきたテンプレ改です。
少し深呼吸。そして沙慈ルイがんばれ。超がんばれ。
674:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:14:03
いいねいいね
自演しまくりで煽って煽り返して意味のないネガキャンと
まっとうな沙慈ルイ語り、やっといつもの沙慈ルイスレっぽくなってきたねw
昨日おとついなんかは沙慈スレが愚痴スレともに
白熱しまくってたんでこっちの書き込みが少なくて寂しかったわ…
てことはアンチはルイス厨スレとか言うけど沙慈スレの人多いんじゃね?
675:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:25:10
>>673
え、ちょっと待ってください。
アンチのせいでスレが荒れるのがいやだったので住民の皆さんに注意を促してもらうため
>>596にあった下部分をコピペしたのですが、この文章を使うのはまずかったのでしょうか?
工作員扱いされてちとショック…
676:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:27:00
>>671
ルイスが素直になるにはどうすればいいのか?
ルイスが素直になれない理由はなんなのか?
ルイスが素直になるためには、条件あると思うんですよ。
とりあえず今日は敵討ちという名の理由はなくなりましたが、まだまだあると思うんです。
677:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:33:13 hmI05VR6
>>672
フヒヒw気持ち悪くてサーセンww
>>675
志村ー名前欄違うぞー
678:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:36:21
もしサジとルイスが逆の立場だったらどうだろう
ルイスは沙慈を討つだろうし
もし介護しなきゃならない立場になったらそれを放棄するだろう
679:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:39:48
>>675 673ですが、ちがーう!そういう意味じゃない。
あのテンプレ、私が古巣から持ってきて貼ったものです。
工作員は文字どおりの意味です。
1レスいくら、アンカー付けられれば、さらにいくら貰える職業の奴や
別名ホロン部のことです。
そんなのが常駐するなかで、生き残っているスレのテンプレです。
だから使ってもらって勿論OKです。
680:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 00:45:17
>>678
URLリンク(127.0.0.1:8823)スレリンク(shar板)l50
の81から85あたりに答えがある気がする。
681:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 01:04:40
>>680
お客様の端末からはご使用になれ(ry
>>678じゃないけど触りだけでも教えてくだちい
682:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 01:22:30
ルイス
「…おかしいよ、おかしいよ!あなたはそんな人じゃなかった!何があなたを変えたの!?」
沙慈
「…自分で変わったんだ。自分の意思で」
ルイス
「嘘!私は知ってる、沙慈の事!優しい人だって!宇宙に行くため一生懸命勉強していた事も、人が良くて不器用な所も!本当は寂しがりやだってことも…」
沙慈
「ルイス……」
まあ妄想スレだからアレだけど立場入れ替えても違和感はない。
683:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 01:36:48
EDのサジが銃を持つルイスを自分の方へ連れ戻すシーン、サジのジャケット
とルイスの軍服が繋がれたシーンにはもう意味がないの?
684:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 01:49:11
>>683
アニメ雑誌で、今回はEDよりOPのほうが重要らしいから・・・
OPの展開ってんならまだわかる
685:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 05:44:02
OPもEDも、監督から00はこういう展開にするんだということを聞いて、
副監督とかがイメージふくらませて作ったそうだよ。
だから、細かい差異はあれど、まったくの詐欺ってのはあり得ない。
だからEDの希望は、捨てる必要なんかないよ。
ちなみにED。ライルほぼ的中しちゃってる。
○アニューとの種族を越えた愛(止め絵が動き出すシーン)
○ライルの服は仰向けだが、アニューの服はうつぶせ。しかも心臓の位置に紅葉。
後、ライルは前EDからやたらと赤い色を全面に出してますが、それも意味あり。との事。
沙慈ルイだけがEDで異質な感じがするのは、それなりに意味があるんじゃない?
686:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 07:07:13
1話→アロウズのキラーマシーンとしてデビュー(薬中・リボンズの端末化が判明)
6話→ハッピーEND消滅(沙慈ルイ、お互いを知らぬまま殺し合う)
8話→強化人間確定(左腕機械化・脳改造・薬中が確定)
10話→薬中の禁断症状に苦しむ
11話→ツインドライヴを媒介に邂逅・互いの現状を知る
12話→現状を知り沙慈絶望し刹那を殴打、ルイス発狂し沙慈との過去記録を全削除
14話→ルイス、巨大MAへの搭乗決定。人間をやめる決意固める
15話→アンドレイの言葉は通じず、狂気に満ちた眼で脳量子波対応アヘッドで出撃
16話→アンドレイとの会話の中で、徐々に常人とは思えぬ倒錯した思考を抱く様になる
17話→ルイス6万人虐殺の片棒担ぐ、アンドレイ思い込みの末に実父を殺害
18話→アンドレイ狂気の道を歩み始め、ルイスは抱擁され追従していく
19話→00ライザーの空間で沙慈ルイ再会。消滅したはずの希望にわずかな光が…
20話→ルイス強化人間(人工イノベイター)決定。ライアニュ悲劇的結末でライル、刹那を滅多打ち
21話→沙慈の叫びも虚しく、ルイスついに家族の敵(ネーナ)を殺害!そして強化人間定番の発狂劇(←今ココ!)
本日を以てルイスは完全終了致しました。もはや希望は存在しません、現実を直視してください。
以下、証拠物件
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687:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 07:46:05
>>669
荒らしの記事>>155の「エルガイム」を参照
頑張り屋の青年(ダバ・マイロード)と結婚の約束を交わしていた幼馴染兼義理の妹(クワサン・オリビー)の悲劇。
オリビーはある日突然何者か(世界の独裁者、オルドナ・ポセイダル)に連れ去られダバはクワサンを探す為に
親友(ミラウー・キャオ)と旅に出る。
後に再会するもオリビーはポセイダルのバイオリレーション装置によって洗脳・強化され冷酷な性格に変貌し
幾度もダバの敵として立ち塞がる。
紆余曲折の末ダバはオリビーの奪還に成功するが度重なる洗脳・強化の弊害によってオリビーは徐々に不安定になっていき、
ダバが最後の敵(アマンダラ・カマンダラこと本物のオルドナ・ポセイダル)を倒して世界を救うが、
その代償はオリビーがバイオリレーションの呪縛から解放されると同時に廃人となってしまうものでだった。
その結果、ダバは廃人となったオリビーの世話を一生する為に世界の新たな指導者としての役目を仲間のセムージュ・シャトに託し
生まれ故郷の惑星コアムに帰り世捨て人になってしまった悲劇的結末。
688:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 09:59:05
「どうせルイスの話だろう」とためしに僕は言ってみた。
言うべきではなかったのだ。受話器が氷河のように冷たくなった。
「なぜ知ってるんだ?」と沙慈が言った。
とにかく、そのようにしてルイスをめぐる冒険が始まった。
「私って美しい?」
ルイスが僕にそんなことを聞いてきたのは、僕たちが出会ったあの空間でのことだった。
そのとき、僕は煙草を吸いながら一人で地球を眺めていた。彼女と話すときは一人じゃないといけないのだ。
「美しいよ」
僕は言った。事実彼女ほど美しい女性を今までにみたことはなかった。
滑らかな曲線。洗練された外見。大胆な隆起。すべてが僕の心を掴んでいた。
「少し形而上的にすぎるけど、とても美しい」僕は言った。
「嬉しい」
彼女はその華奢な体を少し震わせて喜んだ。僕は彼女にもたれかかった。
背中に彼女の柔らかい皮膚を感じた。
「どのくらい美しい?」彼女が聞いた。
「GNアーチャーを100機集めてマス・ゲームをしているより美しい」
「素敵」
ルイスは体を震わせて喜んだ。あまりに喜んだのであたりにGN粒子が舞って仕方がなかった。
僕はアルマークには悪いけど、彼女と話せるようになってよかったと思った。
ルイス、つまり人類初のイノベーターと自由に話せるのはその創造主だけなのだ。それは上位種の特権だった。
僕は、それに気がついたとき、アルマークが羨ましかった。尊敬した。いや、この表現は正しくない。
オーケィ、正直にいおう、僕は彼に嫉妬していたのだ。
「戦争はいつまで続くかしら」
ルイスが心配そうに言った。
「さあね。僕にはわからないな。けど、そんなに長くかからないと思う」
僕は、煙草を足元に捨てると、今度はビールを取り出した。
「私きっと殺されちゃうわ」
「大丈夫。君は僕が守るよ」
「ほんとに?」
「本当さ。僕が一度でも嘘を言ったことがあるかい?」
「私信じるわ」
僕は彼女の頬にキスをした。少し冷たかったけれど、それは決して嫌な感触じゃない。
「私のこと好き?」ルイスが聞いた。僕はビールを飲みながら答える。
「好きだよ」
「どのくらい?」
「君を乗せているエンプラスに嫉妬するくらい」
「あなたって最高だわ」ルイスがくすくすと笑った。そして、ひとしきり笑った後、「守ってね」といった。
もちろん、と僕はこたえた。
けれど、結果的に僕は彼女に嘘をついたことになった。
689:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 10:02:16
ソレスタルビーイングとアロウズの最終戦争。戦いは佳境だった。
戦場はますます激しさをまして、ルイスを守るモビルスーツは一機もいなくなった。
ジンクスやアヘッドは既に防衛戦に突入していたし、マスラオは撃沈されたのか反応がなかった。
そんななか、僕はリペアキットを持ってエンプラスのコクピットに向かった。
「この宙域をでなくていいの?危険よ」ルイス・・彼女が僕にきいた。
「でたくないんだ」僕はいった。
「けれど、きっと守りきれないわ。私の機体はすでにボロボロだもの」
ルイスは淡々といった。
「貴方まで死ぬことはないわ。逃げて、生き延びて。」
「僕はここに残るよ」
「駄目よ」
「どうして?」
「どうしても」
そこで僕らの会話は終わった。彼女は沈黙して、僕はまたビールを飲んだ。
刹那がやってきた。
「どうした?沙慈クロスロード。パイロットがOライザーを放りだして、ボー、としているなんて」
「なにもしたくないんだ」
「なに馬鹿なこといっている。さあ、お前がでてくれなければ、ツインドライブが使えない」
刹那はそういって僕の手を引っ張った。
「君がやってくれないかな」
「しっかりしろ!お前がしっかりしないと皆死ぬんだぞ!」
僕は顔を叩かれた。激しいビンタだ。一瞬意識が飛びそうになった。
「・・・わかったよ。すぐに行くから、君はカツ達をしっかりみててくれ」
そう。僕は艦長だった。艦長には責任がある。好むと好まざるとにかかわらず。
ミライはうなずいて急いで出ていった。
一息にビールを飲み干すと僕はシートから立ち上がった。そして、ルイスに言った。
「僕は行くよ」
「ええ。」
僕は背中に手をやって、そっとさする。彼女がすこしだけ身を振るわせた気がした。
「さようなら。今までありがとう」 躊躇いながら、僕は言った。其れ以外にいったい何がいえる?
「私。貴方に会えて。本当によかった」
彼女が笑ったように思った。
僕はハッチを閉めた。警告音が、けたたましく鳴り響いていた。口の中は血の味がした。
・・・戦争はこうして終わった。どんなものでもそうなように終わってしまえば実に馬鹿げた戦争だった。
戦争が終わった後、暫くしてから僕は暇を見つけて軌道エレベータに行った。
エンプラスが大破していたと思わしき場所に、僕は小型艇を走らせた。
僕はそこでエンジンを切った。
ここでルイスと話してから半年も経っていない。けれど、僕にはあれから何年も経ったような気がした。
星は相変わらず、変わらない光を保って柔らかな色を降り注いでいた。
僕はシートを倒し横になったまま手元の携帯端末を眺める。それは今にも鳴り出しそうに見える。
690:通常の名無しさんの3倍
09/03/02 10:05:43
不意に端末が鳴り出す。それは現実の世界の空気を震わせている。
僕はすぐに受話ボタンを押した。
「もしもし」
「ねえ帰ってきたのよ」とルイスは言った。とてもリアルに。
「いろいろと大変だったけど、それでもなんとか帰ってきた」
「それはよかった」と僕は言った。未だにうまく信じられないのだ。彼女の声が聞こえることが。
「それはよかった?」とルイスは(たぶん)顔をしかめて言った。
「何よ、それは。わたしがせっかく苦労して戻ってきたというのに。よくなかったら私の立場はどうなるのよ」
「今どこにいる?」
「そんなに遠くじゃないと思うな。たぶんけっこう近くだと思う。」
「迎えに行くよ」
「そうしてくれるとうれしいわね。場所を調べて、メールで送る」
「君にとても会いたかった」と僕は言った。
「わたしもあなたにとても会いたかった」と彼女は言った。
「あなたと会わなくなってから、すごくよく分かったの。わたしにはあなたが本当に必要なんだって」
「ここに迎えにきて」
そして唐突に電話が切れた。僕はシートを起こし端末がメッセージを受信するのを待ち続ける。
なかなか受信しない。しかしぼくは急がない。もう得に急ぐ必要などないのだから。
君の孤独を分けてほしい。
光でも闇でも
喜びでも悲しみでも
どんなに君が道に迷っても傍にいるよ。
ふたりならば信じあえる。もう、離さないで。