08/12/21 13:16:54
ブシドー「出掛けてくる。出掛けてくると言った」
マリナ「あら、ブシドーさん、その格好」
ブシドー「うむ町内会のボランティアでな。子供のいる家にサンタクロースの姿で訪問するのだ」
刹那「珍しいな。ブシドーが世の為人の為になることをするなんて」
マリナ「ブシドーさん、頑張って下さいね」
ブシドー「うむ」
子供弟「ねえお兄ちゃん、サンタさんウチにも来るかなあ」
子供兄「ばかだなあ。サンタクロースなんていないんだよ。クラスの子が言ってたんだ。
サンタクロースはパパが変装してるだけで、本当はいないんだよって」
パパ「でも、パパがここにいて、それでもサンタさんが来たらそれは本物だってことだろう」
子供弟「そっか!サンタさん早く来ーい」
パパ「(ふう、町内会のサンタサービスに申し込んでおいて良かったよ)」
ママ「(本当ね)あっほら、来たみたいよ」
子供弟「ホントだ!トナカイのそりに乗ってる!!」
パパ「(まさか…本物のトナカイ…?)」
ママ「(そ、そんなわけないでしょう。馬か何かにニセものの角をつけてるだけよ…やけに良く出来てるけど)」
子供兄「クラスの奴、嘘言ったんだ!サンタは本当にいたんだ!!」
ブシドー「たのもう!」
パパ「ほーら来た。迎えに行っておいで」
子供兄弟「「わーい!!サンタさーん」」
ガチャ
ブシドー「泣ぐ子はいねがー!泣ぐ子はいねがー!」(包丁ふりふり)
子供兄弟「「きゃーーー!!」」
ブシドー「泣ぐ子はいねがー!泣ぐ子はいねだがー!」(包丁ぶんぶん)
ママ「いやーーーー!!」
パパ「もしもし、もしもし、警察ですか?!サンタの格好をした不審人物が子供を殺そうと!!」
ぱーぽーぱーぽー
マリナ「申し訳ありません!申し訳ありません!」
刹那「こいつにはよーく言って聞かせますから!」
刹マリ「「めっ!」」
ブシドー「しょぼーん」