08/12/13 22:15:40
「何驚いてやがる。俺がテメェと何年一緒に居たと思ってるんだ?」
「・・・」
「んで、何悩んでやがる?」
「俺は・・・」
「ん?」
サーシェスの質問に刹那は口を開く。
「俺は・・・ネーナを幸せにできるのか・・・不安なんだ。」
「・・・ったく」
刹那の答えにサーシェスは呆れたように言葉を盛らし、そして、おもむろに口を開いた。
「いいか? 俺にはよく判らねぇが、そう言うのは考えるより先に行動だろうがよ?」
「・・・行動」
「おうよ。 テメェがあの嬢ちゃんを幸せにするために色々行動しまくれ。・・・それでも幸せに出来なかった時に悩みな」
「・・・サーシェス」
「大体、柄じゃねぇだろガキがあれこれ考えるなんざよ。」
サーシェスの言葉に刹那は暖かさを感じた。言葉は悪いが自分の事を思ってくれてる『父親』の暖かさを。