09/01/27 20:03:04 cdDJ4Z1m
刹那「シン、プラントの医療機器をCBに譲ってくれないか?」
シン「議長に頼めば何とかなると思うけど、何でまた?トレミーにもいい装置があるだろ」
刹那「シンの戦いの記録を見て気付いたんだ。怪我をしても治療している様子がほとんどなく、
しかも治りが早い」
シン「そういえばそうだな」
刹那「キラ・ヤマトも機体が爆散したにもかかわらず、すぐに元気な姿を見せていた」
シン「ハハハ・・・。あの人は、神の祝福を受けたからな」
刹那「神の・・・祝福・・・」
シン「そう。それを受けた人は、どんな攻撃を受けても平気になり、いつだって最強で、
対峙した敵は皆が棒立ちになり、ありえないほどの出世をして、最後には主人公の座に付くんだ」
刹那「シン・・・」
シン「刹那の世界には神はいないんだろ。だったら、自分で強くならないといけない。
これからつらいことが続くだろうけど、自分の為に負った傷の分だけ、自分が強くなり、
人の為に負った傷の分だけ、人に優しく接することが出来るようになるんだ。心も、体も」
刹那「そうか。ならばシンは、あの戦いで人の為に多くの傷を負ったんだな」
シン「そう・・・なのかな。刹那――ありがとう」