08/12/03 20:51:58
アレルヤ「刹那、もうカーネーション買った?」
刹那「カーネーション?」
ロックオン「お前、今日が何の日か忘れたのか?」
ティエリア「今日は母の日だぞ、刹那」
刹那「…」
ロックオン「なんだ、まさか忘れたとか言わねーよな?」
アレルヤ「それとも、もしかして花屋行くのが恥ずかしいとか?」
ティエリア「いずれにしろ、こういうことはちゃんとするべきだ」
刹那「でも…いいのか、皆?」
ロックオン「何が?」
刹那「だって…俺だけそんな…」
ロックオン「はぁ? お前、まさか俺達に遠慮してんのか?」
アレルヤ「それこそ水臭いよ、刹那」
ティエリア「そうだ。母親がいる君だからこそ、母親を大切にしなくてはならない」
刹那「…わかった」
イアン「おう、ガキンチョが勢ぞろいだな!」
刹那「(サイフの中身を見て)…カーネーション1本。赤いヤツ」
ロックオン「おっと、もう一本赤いの追加してくれ。俺のぶんだ」
刹那「え?」
ロックオン「お前の母ちゃんにはいつも世話になってるからな。そのお礼さ」
アレルヤ「そういうことなら、僕のぶんもお願いします」
ティエリア「僕もだ」
刹那「お前達…」
イアン「…いい仲間じゃねぇか、刹那」
イアン「待ってろ、今すんげぇラッピングしてやるからな!」
ロックオン「おっさん、それって当然サービスだよな?」
イアン「当ったり前よぉ!」
マリナ「あら、皆、いらっしゃい」
刹那「あ、あの…これ…母の日のカーネーション…」
マリナ「まぁ…ありがとう、刹那」
刹那「いや、それは皆のぶんも…痛っ!」
ロックオン(バーカ、余計なことは言わなくていいんだよ)
アレルヤ(そうそう)
ティエリア(僕達はマリナさんの笑顔が見れただけで充分満足だ)
マリナ「…それに、皆もありがとう」
ロックオン&アレルヤ&ティエリア「え?」
マリナ「この4本のカーネーション…皆が1本ずつくれたんでしょう?」
マリナ「本当に嬉しいわ。皆、これからも刹那と仲良くしてあげてね」
ロックオン&アレルヤ&ティエリア「は、はい!」