08/12/08 15:10:21
セルゲイ「……それがわかっていて、それでも今日泊まると?」
刹那「はい」
セルゲイ「(溜息をついて)わかった。許可しよう……」
刹那「感謝します」
マリー「お疲れでしょう?お風呂に入られますか?それともお食事に」
セルゲイ「先に風呂に入るとしよう。長旅で少々疲れた…
(刹那を見て)ほんとに泊まるの?」
刹那「はい」
セルゲイ「あっそ」
風呂場に消えるセルゲイ
アレルヤ「刹那、本当にごめん」
刹那「気にするな(マリナとの生活にこれ以上邪魔者が増えることに比べたら)
ところで…あれは、なんだ」
フスマの隙間から喪男達が手を振る
アレルヤ「なんかサポート部隊とか言って」
マリー「刹那さんの恋も自分達が守ってきたからって」
刹那「そうか(マリナと一緒にしとくのも不安だからほっとくか)」
刹那「それにしても…ハレルヤ大人しいな」
アレルヤ「まだ安定してないみたい…明日までこうなら助かるんだけど」
マリー「何があっても大丈夫よ、刹那さん達がいてくれるんだから」
刹那(『達』が問題なんだが…いや、まてよ…これでハレルヤと喪男共が
相搏ちにでもなったら一挙にマリナと……)
匙「刹那…何笑ってるのかな…」
眼鏡「また叶わぬ夢でも見てるんだろ……不憫だな…
やはり一刻も早く我々の力で幸せにしてやらないと…刹那!」
刹那「なんだ?大佐が出てきたら喋るなよ、お前らのことは知らないんだから…」
眼鏡「もちろんだとも。これを渡しておこう」
刹那「なんだ、これ?」
眼鏡「ハリセンだ。ハレルヤが出てきたらこれで頭を叩けばいい」
刹那「そうか……わかった、使わせてもらう」
セルゲイ「ああ…いい風呂だった…マリー、ビールをもらおうか」
マリー「はい、ただいまお持ちします」
セルゲイ「乙女だ‥(うつむいて)ふーそれにしても
なぜあんなに愛らしいマリーがよりによってこんな」
ハレルヤ「ぐだぐだうっせーぞ、クマ!!」
バシッ
セルゲイ「(顔をあげて)何か言ったかね…」
刹那「いえ…」
マリー「お待たせしました」
セルゲイ「ありがとう…君も飲みたまえ」
刹那「いえ…俺は酒は…」
セルゲイ「ところで……彼はどうしたんだ」