08/11/17 08:10:15
沙慈「ところで前から気になってたんですが…」
イアン「ん、どうした？ もう昨日今日の付き合いでもないし、わからないことがあるなら答えるぞ」
沙慈「あのティエリアって人、男なんですか？ 女なんですか？」
イアン「！！」
イアン「い、いや… そりゃ僕って言ってるんだから男に決まってるじゃないか…」
沙慈「いや、僕もそうかなって思ったんですけど、何かこう、女性的なものを感じるというか…」
ラッセ「わかる、わかるぞ」
ミレイナ「わかるですぅ」
イアン「…おまえら何で格納庫に来てるんだよ」
ラッセ「俺もどうも食指が動かんというか、そのあたりは気になっているところだ」
ミレイナ「乙女としてはとても気になるポイントですぅ」
イアン「逆にティエリアの性別はどっちだったらいいんだ？」
沙慈「そりゃあ、他のガンダムマイスターは男性ばかりだし、女性がいたほうが華やぐんじゃ…」
ラッセ「甘い、甘いな」
ミレイナ「甘すぎるですぅ」
ラッセ「何も戦場の華は女性に限るというわけじゃない。男だからこそ咲かせられる華もあるんだぞ」
ミレイナ「そうですぅ。例えば薔薇とか」
沙慈「えっと、何の話でしょう…？」
ミレイナ「きっとあんなツンツンしてるクセして、いざとなったら涙を浮かべて厭々ながらに受け入れるはずですぅ」
ラッセ「そう。そしてあの普段無表情な彼が浮かべる、苦痛と快楽に揺れ動く男心！」
ミレイナ「加えてメガネというオプションは最近の流行ですぅ」
ラッセ「汚されたメガネを曇らせながらも、果敢にも彼は侮蔑の言葉を浴びせる！」
ミレイナ「だけれど彼のここは全然嫌がっていないのであったですぅ！」
ラッセ「ミレイナ、今日はずいぶんと気が合うな」
ミレイナ「ラッセさんが同じ趣味の持ち主だったとは意外でしたですぅ」
沙慈「えーっと…」
イアン「盛り上がってるところ悪いが、たぶん二人の趣味は合ってるわけではないと思うぞ」