08/10/11 23:40:13
すぐに指が体内で折り曲げられ、もっと腰を浮かせとばかりに膣壁の腹側をぐいっと押し込まれた。
「あふ…っっ!!」
ずんっと衝撃が走って、マリナは抵抗の余地さえなく、即座に腰を浮かせた。
と同時に、中を蠢く指の動きと陰核をねぶる舌の動きが再開され、マリナはまたしても
天国のような悦楽の波の中に一瞬で誘われた。
刹那の指の抜き差しが段々速くなって行き、響く水音もまた大きくなっていく。
彼女が望んだ通りの絶え間ない悦楽を与えられて、マリナの腰も意思も完全に蕩けきってしまう。
「んん…っ、は…ぁ…ん…、ああ…っ…」
そのまま数分間2箇所を責められ続け、さっきクリトリスだけで感じた絶頂の予感とは
レベルが一つ二つ違うような、深い絶頂の兆しが広がっていくのをマリナは感じていた。
刹那の舌と指の動きにほだされて、浮かせた腰がくいくいと何度も跳ね上がるのを止められない。
その度にもっと感じろとでも言うように、指を目一杯抜き差しながら、
刹那の舌が激しく肉芽を蹂躪するのだった。
それでいて、彼は一気に絶頂を与えようとはしない。
マリナがイキそうな素振りを見せると動きを弱めて爆発を止めてしまう。
そしてマリナの体が落ち着くと再び秘核を何度も舐め上げ、上下左右の動きを取り混ぜて攪乱する。
未開発なマリナのそこは充分ほぐしてもまだ鈍く、少し弄り方を変えるだけで随分反応が違った。
どうやればマリナが一番感じるのか、それを探っているようでも、またその度に喘ぎ声が変わる
マリナの痴態を楽しんででもいるかのように、刹那は焦らすような愛撫を続けた。
「せ…つな…っ、もう、私…、わた…し…」
お預けされるかのような断続的な責めに痺れを切らし、マリナが哀願するように囁いた。
マリナの秘裂はすでに愛液と唾液が混ざり合ってぐしゃぐしゃで、刹那の指もふやけきっている。
マリナの言葉を聞くまでもなく、そろそろ頃合と見た刹那がクリトリスを唇で挟み、くちゅくちゅと揉んだ。
唇でそこを挟まれたまま、充血して硬く勃ち上がったその先端の一番敏感な所を
尖らせた舌先で素早く舐め転がされ、完全に腰砕け状態のマリナの下半身にじゅんっと一層激しい快感が走る。
「ああ…っ、気持ち…いい…、はぁ…ん…っ…」
だらしなく開いたままの口からは涎が垂れ落ちそうになる。
ひっきりなしに刹那の唇がマリナのクリトリスの根元を締め付け、舌先で先端を震わすのだから堪らない。
いつの間にか指がもう1本増やされて、マリナの中を激しく掻き混ぜていた。
「刹…那ぁ…、私、もうだめ…、だめぇ…」
マリナが首を大きく後ろに反らせていやいやと振り、限界を訴える。
ベッドに上半身を起こして座り、大股を開いてそこを男に攻められ、快感で天を仰ぎ、
長い髪を淫らに揺らす女─。
映画か何かで見た、そんな卑猥な情景がマリナの脳内に鮮やかに浮かんだ。
今まさに、そのヒロインがこの私なのだ。
年下の男の子に全身を気持ちよくされて、ひいひいと淫らに喘ぎ続ける、堕落したお姫様─。
「あぁぁぁっっ!!」
その時きゅっとクリトリスを吸われて、体が弓のように一瞬で大きく反り返った。
最大限にまで快感が激しくなったかと思うと、一気に弾けて体中をそれが駆け巡っていく。
「あぁ…っ、ああ…っ、あぁ…っ!」
全身に電流のような刺激が走ったかと思うと、それがすぐに悦楽に変わり、随分長い事体内を駆け回った。
マリナは背中を仰け反らせたまま、大きく口を開いたままで目を細め、
かすかに痙攣しながらその快感をたっぷりと味わった。