09/02/05 21:29:38
アンドレイ「キム司令お久しぶりです」
司令「君も元気そうで何よりだ……」
アンドレイ「ところでお話とは何ですか?」
司令「うむ……4ヶ月前のあの事件のことだ。あの時ハーキュリー大佐とスミルノフ大佐を討ち取ったのは君だと聞いている。率直な意見を聞こう。後悔はしていないかね?」
アンドレイ「するはずがありません!あんな卑劣な輩を許してはならないのです!」
司令「……そうか。では今から後悔したまえ。」
アンドレイ「は? それは一体……?」
司令「あの場に君の父セルゲイ・スミルノフがいたのはクーデターの首謀者バング・ハーキュリーに対して投降を勧告する特使として派遣されたからだ。そしてそれを命じたのは私だ。」
アンドレイ「な!?」
司令「ハーキュリーがクーデターを起こしたとの情報が入ってすぐアロウズのカタギリ司令から彼と旧交があり交渉に適任と思われる人物をアフリカタワーへ派遣するよう要請があった。
相手も覚悟して決起した以上はそう簡単に投降はしまい。当然危険な任務になるため交渉結果の如何にかかわらず昇進と希望するならばアロウズでの地位を保証すると。
今のアロウズのやり方は問題も多い。しかしいずれ正規軍はアロウズに飲み込まれる。ならばアロウズで高位につき内側から変えてゆくしか方法はない。そう思いこの要請を受け入れたのだが……最悪の結果を招いてしまった」