08/10/16 03:17:02
ちょこっと長いよ
「うちの班だけ文化祭の出し物が決まってないからって、
ナタル先生に怒られちゃった」
職員室に呼び出された班長のミリアリア。
「え~だって面倒だもの。テキトーに歌とか歌って終わりじゃだめ?」
ステラのネイルアートに燃えているフレイ。
「あ~ゴメン。私は歌はだめなんだ」
ぱちんと両手を会わせる(-人-)カガリ。
「だったらバンドとかどう?1曲だけなら、今からでも間に合うと思う。
私エレクトーン習っていたの。打ち込みも出来るわよ」
ミリアリア、キーボード決定。
「女の子バンドか。私、ミニの浴衣がいいな」
早くもステージ衣装を考えるフレイ。
「楽器はね~お嬢の嗜みでピアノとヴァイオリン。だからギターなら弾けそう」
安請け合いに不安が残るも、とりあえすギターのフレイ。
「私もお嬢なんだが、ピアノのレッスンはいつも逃げてたからなぁ。
でもリズム感はいいんだ。ドラムをやってみようかな」
カガリもドラムに決定。
「ステラは?」
後はベースがいればOKとほくほくのミリアリア。
「……楽器、弾けない」
しょんぼりのステラ。
「ヴォーカルでいいじゃない。私と声質似てるから、デュエットしようよ」
一番目立つポジションを諦めるフレイ。
「そうだな。カラオケの時みたく、合間にタンバリンでも叩けばいいさ」
変拍子で拍手をしてみせるカガリ。
「歌うだけでいい?」
縋るようね眼差しで、ミリアリアを見つめるステラ。
「踊ってくれてもいいわよ。じゃ、ステラがメインボーカル決定ね。
私職員室に行って来るから、後で曲を決めよう」
珍しく一致団結したものの、その後曲選びで一晩揉めることになりましたとさw