08/07/11 21:50:20
んじゃ逝きます
ナタル 「アムロ少佐、お客様がいらしてるそうです。」
アムロ 「アズラエルじゃなくて俺に? ひょっとしてサハク嬢かい?」
ナタル 「いいえ、違います、男性です。 ……彼女じゃなくて残念でしたね、少佐。」
アムロ 「……どうかしたのか、ナタル?」
ナタル 「別に! それでは仕事に戻りますので。」
アムロ 「何かまずい事を言ったかな? しかし彼女じゃないとすると一体……」
シャア 「やあ、久しぶりだなアムロ。」
ターン!!
シャア 「……久しぶりのライバルとの再会にいきなり鉛の弾丸を打ち込んでくるとはどういう了見だ?
PS装甲で出来たこのサングラスが無ければ即死だった。」
アムロ 「なに、ロンデニオンで揉み合いになった際に一発撃ち損ねたのを思い出してな。
気にするな俺とお前の仲じゃないか。」
シャア 「そんな爽やかな顔をしながらあっさりと言うな。
まあそれはいいとして、今日は君にプレゼントを持ってきたんだ。」
アムロ 「……プレゼント? 悪いが遠慮するぞ。」
シャア 「『人の好意を無にする奴は一生苦しむぞ。』」
アムロ 「!? カミーユから聞いたのか?」
シャア 「まあそんなところだ。
アムロ、今更言えた立場ではないがこれを受け取って欲しい。
きっと君の役に立つはずだ。」
アムロ 「……分かったよシャア。 喜んでうけとるよ。
シャア 「では私もそろそろ帰ろう。
ゆっくりしたいがあちらも立て込んでいるからそうもいかん。
それに君を独占していたら、友達が少ない盟主王とあのショートカットの女性に恨まれる。
ではまた会おう。」
アムロ 「友達が少ないのはお前も同じだろう…… というよりそこで何故ナタルの話になるんだ?」
ナタル 「少佐、お客様はお帰りに? そのお持ちになってる箱は何ですか?」
アムロ 「奴からのプレゼントだそうだが。 開けてみるか。」
アムロ 「……」
ナタル 「……」
アムロ 「……なんだ、これは?」
ナタル 「タキシード服とシルクハットと仮面、あと改造水色セーラー服?とアニメのDISCのようですね……」
アムロ 「手紙がついている、読んでみよう。
『これは将来君にとって必要になるだろう品物だ。 大切にしておいてくれ。
詳しい使い方はそのアニメのDISCを見れば、いや君なら身に付ければすぐ分かるだろう。
セーラー服はサービスだ。 それで例のショートカットの彼女に着せてコスチュームプレ……』
ナタル、これは全て焼却処分にしてくれ。」
ナタル 「?分かりました。(コスチュームプレって一体何の事だろう?)」
その後焼却処分の前に三馬鹿達から意味を説明してもらって真っ赤になったナタルの部屋の机の中には
シャアからの贈り物が大切に保管してあり、仕事明けには練習の為にこっそりとセーラー服を着ているとか