【ドキドキ】新人職人がSSを書いてみる【ハラハラ】14at SHAR【ドキドキ】新人職人がSSを書いてみる【ハラハラ】14 - 暇つぶし2ch■コピペモード□スレを通常表示□オプションモード□このスレッドのURL■項目テキスト119:通常の名無しさんの3倍 08/06/08 23:48:52 ? 120:SEED『†』 ◆Ry0/KnGnbg 08/06/09 18:23:08 1/ 訓練規程 海が朝焼けの色を乱反射していた。顔を出したばかりの太陽が、赤みがかった光の手で 空の雲をなでている。 雲よりは低く、海よりは高い場所を、くすんだ白の戦艦が飛行していた。 新造艦ながら既に歴戦の風格をかもし出しているミネルバである。 その進行方向へ数百m、揺らめく水面に小粒な水柱が二つ、三つとあがる。 海に投げかけられた小さなつぶての軌跡を辿ると、ミネルバの巨体に近づくにつれて、 途絶えつつも乾いた銃声が聞えてくる。 さらに"弾道"を辿ってみよう。 ミネルバ甲板に設置された射撃台で、制式拳銃を構える姿が目に入るはずだ。 三人――皆赤い軍服を纏っている。 事実上、ミネルバから遥か遠くに着弾の跡をつけているのは、彼ら三人の内のただ一人だ。 「外してるよな」 「ああ、当たらないな。彼女の手には弾除けの魔法がかかっているという噂を耳にしたが、 思わず信じてしまいそうだ」 台詞の終わり際に重ねての、レイが放つ二発。 銃声はシンがかつてムービーの中で聞いたものより小さいが、衝撃は腹に響いた。 「分かる、それ言ったのアビーだろ?」 ミネルバに正副いるオペレイターの内、髪型のセンスが理解されにくい方である。 「ああ。彼女の魔法を解くには前髪を整えなければいけないと言っていた」 「前髪?」 予想外の単語に、シンは眉をひそめた。 「ああ、ルナマリアの前髪に一房垂れている"アレ"をなんとかしなくてはならない、 "アレ"がルナマリアの手元を狂わせ、バランスを崩し、寝相が荒く寝起きが悪く、 更には肌荒れと吹き出物の原因になっていると……」 「三分の一が射撃に関係ないよな」 そもそもシンはルナマリアの吹き出物を見た事が無かったので、例え直に 聞いていたとしても説得力のないことこの上なかったであろう。 「切れば、良いらしいのだが……無理だな」 「無理だろ。ミネルバの中で布教するのは止めてくれないかな」 ルナマリアの額近くで、ヨウランやヴィーノが言う所の"アホ毛"が海風と反動で揺れていた。 次ページ最新レス表示レスジャンプ類似スレ一覧スレッドの検索話題のニュースおまかせリストオプションしおりを挟むスレッドに書込スレッドの一覧暇つぶし2ch