08/09/24 21:03:31 4ESN5qO/O
某所、地下会議室
「なぜです!?なぜNAGIを野放しにしておくのです!!」
「そうは言っても君ぃ、あれは貴重な研究対象だよ?」
「あの人間離れした能力の数々・・・
解明できれば地球を守る力に、いや人類の進化につながる。
君も賛同していたではないか。」
「ですが、今までNAGIのためにいくつの命が犠牲になったかご存知でしょう?
あれは、もう我々のコントロール下にあるとは言えない・・・」
「なぁに、我々にはこれまでの研究の成果がある。
これらを利用すればいつでもNAGIを始末できるのだよ。」
「そうだ。それに、NAGIにはもう少し暴れてもらわねばならん。
我らの計画の成就のために・・・」
「多くの犠牲の上に成り立つ成就など認めません!
私は、私は多くの命を救うために、この機関に・・・」
「やれやれ、きりがないな。ちょっと休憩にしましょう。
君、コーヒーをいれてくれんか?」