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鎌倉の世界遺産登録に向け、海外の学識者三人が三十日、
登録候補となっている寺院や史跡を視察した。
同市長谷の高徳院では国宝・鎌倉大仏を見学。
大仏内部にも立ち入り、歴史や製造法などについて説明を受け、
鎌倉の文化財について理解を深めた。
二十九日から開かれている国際シンポジウムの一環。
学識者らは滞在中、鎌倉と横浜両市内で約十カ所の寺院・史跡を見て回り、
一日のフォーラムで講演や意見交換に臨む。
三人は、各国の世界遺産登録や遺跡保護活動に
関わってきた実績を持ち、市側は出された意見を
今後の活動に反映させていくという。
大仏視察後、三人のうちの一人は
「私たちの役割は登録に向けた提案を行うこと。
登録の決定権を持っているわけではない」
と前置きしながらも
「大変素晴らしく、非常に保護されている点に感銘を受けた」
と感想を述べた。
別の一人は「重要なのは外観ではなく、
どれだけ本物かということだ」と指摘した。