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放置自転車の早期返還を目的に、逗子市と逗子警察署が九日、
照会システムに関する協定を結び、運用を始めた。
フロッピーディスク(FD)を使ってやりとりすることで、
照会時間の短縮を図る。三浦半島では横須賀、三浦両市に続いて三例目。
これまで放置自転車の持ち主を特定するためには、
市が車体番号と防犯登録番号を記した公文書で同署に問い合わせていた。
手続きに時間がかかるため、
公文書の提出から同署の回答までは一週間ほどだったという。
今回の協定で、市の担当職員が車体番号と防犯登録番号を入力した
FDを持って署を訪問。
持ち主の氏名や住所など必要な情報をその場で直接FDに入力してもらい、
持ち帰る仕組み。
調印式で、平井竜一市長は「新たな一歩を踏み出せてうれしい。
快適で安全な町づくりに今後も積極的に取り組んでいきたい」と話し、
協力を要請。
西部和廣署長は「盗難自転車を被害者に迅速に返すのも私たちの仕事。
市と連携しながら犯罪を減らしたい」と応じた。
市によると、二〇〇七年度に市内で放置された自転車やバイクは千四百九台、
そのうち六百六台が処分されているという。