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移転候補地は横井町-奈良市の新火葬場 (2008.8.29 奈良新聞)
奈良市白毫寺町の市火葬場（東山霊苑火葬場）の老朽化などに伴う移転問題で、市は28日、現火葬場から南東1．2キロの横井町にある山林を候補地とする「新斎苑計画」の概要を発表した。
新斎苑は予定敷地面積5～6ヘクタールで、施設の延べ床面積も5000平方メートルを予定するなど従来の施設に比べ大幅にスケールアップ。
火葬炉も最新式の12炉を整備する。市は平成22年度着工を目指し、今年3月から周辺自治会の役員を対象に「説明会」も開催しているが、同日、市議会の議会運営委員会に地元住民らから「白紙撤回」を求める請願書が提出され、今後、紆余（うよ）曲折も予想される。
東山霊苑火葬場は大正5年、旧白毫寺村火葬場として建設され、昭和43年に改築。その後も強制通風装置設置や完全無煙無臭の独立型火葬炉に改修、改良されている…
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