三島由紀夫はパンク!!at PUNK
三島由紀夫はパンク!! - 暇つぶし2ch349:NO-FUTUREさん
08/12/22 15:18:05
『歴史的事実なんだ』三島由紀夫

Q:あの戦争をどう呼ぶのが適切だと思ふか。
三島由紀夫:大東亜戦争でいいぢゃないか。歴史的事実なんだから。
太平洋戦争といふ人もあるが、私はゼッタイとらないね。日本の歴史にとつては大東亜戦争だよ。
戦争の名前くらゐ自分の国がつけたものを使つていいぢゃないか。

Q:あの戦争をどう意味づけているか。
三島由紀夫:あの戦争の評価は、百年たたないとできないね。
いま侵略戦争だつたとかなんとかガチャガチャいつてもどうにもならん。

350:NO-FUTUREさん
08/12/22 23:03:47 zLQucPgn
旧ソ連国家保安委員会(KGB)の後身であるロシア連邦保安庁(FSB)ではカリキュラムの中で日本語の三島の作品を読ませている。
物欲のないこういった日本人にしてはならないと警戒しているのだ。
…「ファシスト・サムライ」というロシア語には日本人への尊敬と畏敬の気持ちがある。
本当の日本人は「ファシスト・サムライ」でヘナヘナしているのはウソである、と思っている。
大いなる誤解だが誤解のままにしておけばいい。

佐藤優(起訴休職中外務省事務官)
「ロシアから吉野へ 神皇正統記から三島へ」講演要旨の一部から


351:NO-FUTUREさん
08/12/31 03:58:32 +8yNyo25
すいません。緑色の蛇について三島さんが何に書いていたのか誰か教えてください。
ここ数年調べているんだけど、見つかりません。

352:NO-FUTUREさん
09/01/02 16:42:17 qycyTGAT
>>351
自決の3ヶ月前に、友人のヘンリー・スコット=ストークスの家で三島由紀夫が、「日本は緑色の蛇の呪いにかかっている」と語ったそうです。
その人の「三島由紀夫 死と真実」や、徳岡孝夫の「五衰の人」に書いてありますよ。

353:NO-FUTUREさん
09/01/08 12:11:48 3RxfV6mq
…あれより二週間病床に臥り、つい御返事がおくれしままにかくの如き事態となりました。
玉音の放送に感涙を催ほし、わが文学史の伝統護持の使命こそ我らに与へられたる使命なることを確信しました。
気高く、美しく、優美に生き且つ書くことこそ神意であります。
ただ黙して行ずるのみ。今後の重且つ大なる時代のため、御奮闘切に祈上げます。

平岡公威(三島由紀夫)20歳
昭和20年8月16日付、清水文雄への葉書から

354:NO-FUTUREさん
09/01/18 10:30:32 2jgpsJPK
三島由紀夫が現憲法の矛盾、改正を提起した「問題提起」という論文は、憲法第一条、第二条、第二十条、第九条の欺瞞と矛盾、改正の必要性を問題提起した憲法改正草案論文です。
『日本改正案―三島由紀夫と楯の会』(松藤竹二郎著)、または三島由紀夫全集36巻に記載されています。

憲法九条を改正するときは、第一章の天皇問題と、第二十条をセットで変えなければ、却ってアメリカの思う壷だとした、理路整然とした論文で、心ある日本人必読の論文です。

355:NO-FUTUREさん
09/01/27 17:59:10 9LBtqr7s
懲役逃れをした三島由紀夫に天皇だの日本文化だのごちゃごちゃ言われたくありません。
懲役逃れをしたのみならず、それを糊塗歪曲して自己の汚点をねつ造して歴史化しようとさえ
しています。

356:NO-FUTUREさん
09/01/28 11:23:33 +UXmsN1T
徴兵逃れじゃないしね。誤診が判明した後、次に徴兵されることが決まってたから。

357:NO-FUTUREさん
09/01/30 17:33:46 PiqcO6yL
「陽明学は日本の行動家の魂の中でいったん完全に濾過され、
日本化されて風土化を完成した哲学である。
もし革命思想がよみがえるとすれば、
このような日本人のメンタリティの奥底に重りをおろした思想から出発するより他はない」

【生死】日本陽明学 【超脱】
スレリンク(history板)

358:NO-FUTUREさん
09/02/04 12:23:11 Nwn3aMwR
三島由紀夫『英霊の声』が聞こえた
シンポジウム「昭和維新再考」、寒風の中、会場は超満員の熱気
************

拓殖大学日本文化研究所主催の「昭和維新再考」というシンポジウムが都内のホテルで開催され、開会前に会場は満員となった。

●発言者
佐藤優氏(起訴休職中外務事務官)。
アングロサクソンの金融・経済システムとその普遍性の限界と、その覇権主義。神学を学んだ佐藤氏は、おおきく話題を飛躍させ、憲法は発見するものであり、タカマガハラ、神皇正統記の重要性を演繹された。憲法は不文律でよい、とも発言された。
また「(アメリカ人の定義に)オバマ演説ではクリスチャン、ムスリム、ユダヤ教徒にくわえてヒンズー教徒も入れた。これでオバマはアフガン戦争に本気なことを示した」とした。

桶谷秀昭(文藝評論家)氏は、昭和精神史とナショナリズム、その文化的高揚感について述べた。
憲法問題にも触れ、いまの押しつけ憲法は改正ではなく廃棄すべきものだと強調された。

359:NO-FUTUREさん
09/02/04 12:23:51 Nwn3aMwR
宮崎正弘氏は昭和維新再考のテーマに沿って、まず三島由紀夫の『英霊の声』の一節を朗読、「などてすめろぎは人となりたまいし」を紹介した後、
「義に立ち上がり、義のために死ぬ。こういう政治事件は諸外国では見られない。二二六は農村の貧困に義憤を感じて立ちあがった。
あれに近い貧困にあえぐ農民をみながら、中国の軍人はなぜ立ち上がらない?中国ではわずかに戊戌変法、太平天国などがあるが、前者は体制内革新の失敗、後者はカルトの社会争乱。大塩平八郎の乱とは異なる。
そもそも中国に『義』はなく、『偽』のギがある。イタリアには古代ローマに切腹儀式があり、『維新』がわかるかもしれないが、諸外国はRESTORATIONと翻訳しているように、ニュアンスが異なる」とした。

360:NO-FUTUREさん
09/02/04 12:24:27 Nwn3aMwR
ロマノ・ヴィルピッタ(京都産業大学教授)はヨーロッパ事情を簡潔に説明し、イタリアのファシズムと昭和維新の類似、非対称を比較した。
とくに偉大な革命の精神が軽視されているばかりか、基本的にファシズムへの誤解曲解が多すぎる。
世界は1919年、第一次世界大戦の戦後処理に失敗し、ヨーロッパではナチズム、ファシズムが興り、日本は戦争特需バブルが崩壊し、猶存社、玄洋社運動が起きたという歴史を説明された。


361:NO-FUTUREさん
09/02/04 12:28:46 Nwn3aMwR
▲西郷隆盛はなぜ立ち上がったのか

休憩を挟んで討論に移り、
岩田温氏は「西郷隆盛は維新の理想が達成されずに再決起したが、明治維新は欧米列強の植民地化から祖国を救った。
近代の彫刻はイデオロギーとしては成立しない。思想史的には日本が日本であるための日本の論理が必要である」。
井尻千男氏も討論に加わり、
「昭和維新の流れは特攻から三島まで残存していた。東京裁判はまさに{日本的}なるものが裁かれた。
誰も憲法学者が指摘しないが、憲法18条の『奴隷的束縛からの自由』なる文節は奇怪である。GHQは日本的共同体、社しょく国家なるものが個人主義を圧迫するもので奴隷的拘束だと捉えた。浅薄な歴史観である。
米国的な自由主義を保守だと詐称している人々もいるが、アングロの普遍主義しか語れない文明もあるにせよ、米国は固有の歴史から民族国家を作り上げた訳ではない。
恐慌はボーダレス、経済の再建は、しかしナショナルな作業であり、その意思と条件の整った国は立ちなおれる。米国はその条件を満たせない。
なぜなら米国は(新自由主義とかの)普遍主義しか語れず、また同時にロシアも中国もナショナル・エコノミーを形成しにくい」と明快に分析。

362:NO-FUTUREさん
09/02/09 21:42:50 /tj1/8wM
「まさか、死ぬとは!すごいジョックだ。自分もずっと演説を聞いていたが、若い隊員の野次でほとんど聞き取れなかった。―死を賭けた言葉なら静かに聞いてやればよかった。」

陸上幕僚T三佐
三島自決直後の談話

363:NO-FUTUREさん
09/02/09 21:44:22 /tj1/8wM
「三島の自決を知ったあとの隊員たちの反応はガラリと変った。だれもが、ことばを濁し、複雑な表情でおし黙ったまま、放心したようであった。
まさか自決するとは思っていなかったのだろう。その衝撃は、大きいようだ。」

自衛隊の最高幹部
三島自決の日の談話

364:NO-FUTUREさん
09/02/09 23:42:11 /tj1/8wM

バルコニーで絶叫する三島由紀夫の訴えをちゃんと聞いてやりたい気がした。
ところどころ、話が野次のため聴取できない個所があるが、三島のいうことも一理あるのではないかと心情的に理解した。
野次がだんだん増して行った。舌打ちをして振り返った。
…やるせなかった。無性にせつなくなってきた。
現憲法下に異邦人として国民から長い間白眼視されてきた我々自衛隊員は祖国防衛の任に当たる自衛隊の存在について、大なり小なり、隊員同士で不満はもっているはずなのに―。
…部隊別に整列させ、三島の話を聞かせるべきで、たとえ、暴徒によるものであっても、いったん命令で集合をかけた以上正規の手順をふむべきだ。
こんなありさまの自衛隊が、日本を守る軍隊であるとはおこがましいと思った。
三島がんばれ!…心の中でそう叫んだ。

K陸曹
三島演説を振り返って

365:NO-FUTUREさん
09/03/01 12:11:19 61lg6tCG
戦後二十二年間、私は原爆について発言しなかつた。…
第一に、原爆に関しては、体験した者と体験しない者、被曝者と被曝しなかつた者といふ二つの立場以外、絶対ありえないからだ。
これがベトナム論などと根本的に違ふ点であり、そのことを忘れた発言はすべてウソである。
被曝しなかつた者が、いくら「おかはいさうに」と同情してみせても、そんなことで心慰められる被曝者は一人もゐない。
…広島に“新型爆弾”が投下されたとき、私は東大法学部の学生であつた。
…それが原爆だと知つたのは数日後のこと、たしか教授の口を通じてだつた。
世界の終りだ、と思つた。この世界終末観は、その後の私の文学の唯一の母体をなすものでもある。

三島由紀夫
「私の中のヒロシマ―原爆の日によせて」より

366:NO-FUTUREさん
09/03/01 12:11:43 61lg6tCG
ヒロシマ。ナチのユダヤ人虐殺。まぎれもなくそれは史上、二大虐殺行為である。だが、日本人は「過ちは二度とくりかへしません」といつた。
原爆に対する日本人の民族的憤激を正当に表現した文学は、終戦の詔勅の「五内為ニ裂ク」といふ一節以外に、私は知らない。
そのかはり日本人は、八月十五日を転機に最大の屈辱を最大の誇りに切りかへるといふ奇妙な転換をやつてのけた。
一つはおのれの傷口を誇りにする“ヒロシマ平和運動”であり、もう一つは東京オリンピックに象徴される工業力誇示である。
だが、そのことで民族的憤激は解決したことになるだらうか。

三島由紀夫
「私の中のヒロシマ―原爆の日によせて」より

367:NO-FUTUREさん
09/03/01 12:12:07 61lg6tCG
いま、日本は工業化、都市化の道を進んでゐる。明らかに“核”をつくる文化を受入れて生きてゐる。
日本は核時代に向ふほかない。単なる被曝国として、手を汚さずに生きて行けるものではない。
核大国は、多かれ少なかれ、良心の痛みをおさへながら核を作つてゐる。彼らは言ひわけなしに、それを作ることができない。
良心の呵責なしに作りうるのは、唯一の被曝国・日本以外にない。われわれは新しい核時代に、輝かしい特権をもつて対処すべきではないのか。
そのための新しい政治的論理を確立すべきではないのか。日本人は、ここで民族的憤激を思ひ起すべきではないのか。

三島由紀夫
「私の中のヒロシマ―原爆の日によせて」より

368:NO-FUTUREさん
09/03/01 12:12:34 61lg6tCG
戦後二十二年間、平和はまさに米ソの核均衛の上に保たれてゐた。
だか、お互ひの核ドウカツだけで均衛が保たれたかといふと、さうは思へない。
第二次大戦中、広島で原爆が使はれたといふ事実、たくさんの人が死に、今も肉体的、精神的に苦しんでゐる人がゐるといふ事実がなかつたとしたら、観念的にいくら原爆の悲惨さがわかつてゐても、必ず使はれたらう。
人間とは本来、さういふものである。
…将来、小型爆弾が使はれる可能性は、皆無ではないだらう。
…だが、いちばん危険なのは、防衛力としてのABM(弾道弾迎撃ミサイル)が開発されて、攻撃力としてのICBM(大陸間弾道弾)との均衛が成立したとき、
つまり大国がICBMに対して自国の安全を守れるといふ考へに達した時であらう。

三島由紀夫
「私の中のヒロシマ―原爆の日によせて」より

369:NO-FUTUREさん
09/03/09 12:01:26 rnKcvw/m

三島由紀夫 インタビュー
URLリンク(www.nicovideo.jp)


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