09/01/19 13:55:56 WkgWrCSC
「NHKスペシャル『女と男』最新科学が読み解く性」と科学を装っているが、
全くの似非科学であり、フェミニズムのプロパガンダ番組に他ならない。
責任者に対して国会喚問すべきだ。
1)集団遺伝学から言って、Y遺伝子が500万年後に消滅すると結論することは誤りである(後述)。
2)百歩譲ってこれが事実だとしても、ホモサピエンスが出現してから20万年足らずで、
今世紀中に地球温暖化によりカタストロフィーが来ることが本気で心配されている時代に
500万年後のことを心配するのはナンセンスである。
3)進化の中でY染色体の役割が性分化(オス化)に特化されたために、
Y染色体に含まれる余分な遺伝情報が失われてきたに過ぎない。
「哺乳類でY染色体が失われると種が消滅する」と言うが、
種の消滅につながる遺伝子変異は淘汰圧により除去されるので
(Y染色体が失われる)心配はない。
4)乱婚のチンパンジーと違い一夫一婦制のホモサピエンスの精子の運動能力が弱いことは事実であるが、
それは現在の運動能力でもホモサピエンスの種としての存続能力に問題ないからに過ぎない。
存続能力に悪影響のあるような精子の運動能力低下の遺伝子変異は淘汰圧により除去されるので無問題である。
(「一夫一婦制」は多くの鳥類にも見られるが、
それらの種が「一夫一婦制」が原因で消滅に向かっているなどと主張するのも同じ誤りである。)
5)Y染色体が失われるのはY染色体の役割(性分化の指令)が他の染色体に転移した場合である。
この場合でも、進化論的に有性生殖が有利である限り、オスが消滅することは有得ない。
6)ホモサピエンスの性差は哺乳類の中でも大きい方である。
これ(このような性差を持った男女両性の存在)は、
種の存続にとって意味のあることなのであろう。
生物学的根拠からオス(男性)無用論を主張するのは暴論である。
ジェンダーの問題は文化の問題であり、生物学的問題ではない。