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フグ中毒で業者を書類送検「卵巣に毒があるとは…」
大分県由布市のスーパー内の鮮魚店「甲斐水産」が食品衛生法で禁止されているフグの卵巣を販売し、
購入した客ら2人が中毒になった事件で、大分県警は13日、業務上過失傷害容疑で同社の男性経営者(62)と
元店長(47)を、食品衛生法違反容疑で同社と元店長を書類送検した。
送検容疑は2月6日、フグの卵巣2パックを販売、卵巣を食べた大分市の男性(67)ら2人をフグ毒の中毒にさせた疑い。
元店長は「卵巣に毒があるとは知らなかった」と話しているという。2人は入院したが既に退院している。
大分県によると、フグ調理資格を持つ経営者が不在の間に無資格の従業員がフグをさばき、店頭に出したという。
元店長は販売時に「ゆがいて食べればいいですよ」などと話していた。
産経新聞 2009.3.13 13:42
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