09/03/12 21:01:45 0
・3月13日に発売されるカプコンの新作「Resident Evil(邦題「バイオハザード」)5」。
Resident Evilシリーズは1996年に第1作がリリースされ、販売本数は1200万本を超え、
売上高は約5億ドルにも達している(NPD Group調べ)。このゲームからミラ・ジョボビッチ主演の
映画3部作も作られ、控えめながらも成功を収めている。最新作では第1作の主人公クリス・
レッドフィールドが登場し、西アフリカの村にまん延する致死性ウイルスの原因を探る。
予告編では、クリスがアフリカ人のゾンビに向けて銃を発射していた。批判的な向きは、白人が
黒人を撃つ映像は、植民地時代の忌まわしい記憶を呼び起こすと主張した。
この問題は尾を引き、正式リリースが迫った今、ビデオゲームと人種問題について新たな議論を
巻き起こしている。
Resident Evil 5に反対する人々には、攻撃の材料がたっぷりある。同タイトルにはアラブ人のゾンビも
登場するが、ほとんどのゾンビはアフリカ人だ。プレイヤーがマチェーテを使って敵を切り倒して
道を切り開かなければならない場面も多い。マチェーテは、過去20年間ルワンダやコンゴなどで
起きた虐殺で使われた武器だ。樽やつぼから戦利品を見つけられるのに加え、アフリカ人のゾンビを
殺すと金目のものが手に入ることもある。クリスのパートナーである
シェバ・アロマーは西アフリカの出身だが、肌の色は明るく、髪は直毛だ。
彼女がプレイヤーに紹介されるムービーシーンでは、彼女の顔よりもむしろ、後ろ姿が強調されている。
米ダートマス大学のデジタルメディア教授メアリー・フラナガン氏は、このゲームに登場するゾンビが
有色人種であることは重大だと主張する。「逸脱を許してはいけないとは言わないが、ゲームにおける
アフリカ人の描写はあまりに少ない」。同氏はResident Evil 5のビデオを見ただけだが、暴力的な
イメージ、特に有色人種に関するそれに対処するために、同タイトルは微妙なニュアンスに配慮し、
人種問題に正面から向き合うべきだとしている。
URLリンク(www.itmedia.co.jp)
※前:スレリンク(newsplus板)