09/03/12 12:31:00 0
一家は埼玉県蕨市で暮らしている。36歳の夫は、内装解体会社で後輩に仕事を教える立場になった。
38歳の妻は専業主婦。13歳の娘は、音楽の部活動に打ち込む中学1年生だ。
どこにでもいそうな3人家族。フィリピン人のカルデロン一家である。
一家は17日に強制送還されるかもしれない。両親が90年代前半に、
それぞれ偽造旅券を使って入国したからだ。
妻は06年に不法在留で逮捕され、執行猶予付きの有罪となった。
昨年9月には一家の国外退去処分が確定した。
退去処分になっても、家族の事情や人道的配慮から法相が滞在を認める制度がある。
この在留特別許可を一家は求めたが、認められなかった。
法務省の姿勢はこうだ。極めて悪質な不正入国だ。十数年滞在した事実はあるが、ほかの
不法滞在者への影響を考えると厳格な処分で臨むべきだ。裁判所も退去処分を認めている。
法律論はその通りだ。だが、だからといって子どもの幸福をないがしろにしていいわけはない。
彼女は日本で生まれ育ち、日本語しか分からない。
「母国は日本。家族とも友だちとも離れたくない」という。思春期のごく普通の女の子だ。
朝日新聞 3/12 社説 フィリピン家族―森法相はここで英断を
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前スレ :★1の時刻 2009/03/12(木) 03:18:44
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