09/03/11 01:24:45 0
あまおうの輸出は2003年に始まった。07年度は約70トンを輸出し、金額ベースでは1億円を上回った。
ただ、これまでは香港、台湾、シンガポールなど温暖な地域が中心だったため傷みやすいのが悩みの種だった。
寒冷なロシアなら早く傷む心配もなく、急速な経済成長を追い風に有望市場として期待できるという。
JA全農ふくれんは07年から年間500キロをロシアに試験的に輸出している。今後は県も協力し、
現地で試食会などを開いてPRし、販路拡大に努める。輸出増はブランド力アップにもつながり、
農家にとっても励みになるという。
JA全農ふくれんは、より多くのロシア人に購入してもらえるよう輸送コストの削減にも乗り出した。
現在は成田空港からロシアに空輸しているが、韓国の仁川(インチョン)国際空港から外国機への
積み替えを検討している。あまおうを手始めに新たな農産物の掘り起こしも進める。(坂田元司)
(おわり)