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従業員に賃金払いボランティア 03/10 16:33
大幅な減産を続けているトヨタ自動車九州は、雇用を維持する目的で、従業員を
地域に貢献する活動に派遣していて、きょうは福岡県宮若市で有形文化財の
SLの塗装をしています。
宮若市石炭記念館に展示されているSL「アルコ22号」は、かつて石炭の運搬で活躍した、
旧産炭地の歴史の象徴です。
このSLをきょう塗装しているのは、普段はトヨタ九州の宮田工場で働いている従業員です。
トヨタ九州は、主に北米市場での需要の落ち込みで大幅な減産を続けています。
このため先月から、出社しても仕事がない正社員や派遣社員に工場勤務と同じ賃金を支払い、
地域に貢献する活動に就かせることで、人材の確保を図っています。
トヨタ九州は、今月中旬までに延べ800人を草刈りやごみの回収作業などに派遣することにしています。
RKB毎日放送
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