09/03/10 19:15:35 0
★西松建設事件、コントロールしているのは?
西松建設事件の推移を見ていると、事件そのものが巧妙にコントロールされているとしか思えない。
西松建設による裏金作り発覚からはじまった今回の事件は、西松建設の前社長逮捕から先には
進まないとも言われていた。むしろ注目されていたのは、キヤノンが大手ゼネコン鹿島に発注した
工事をめぐる裏金疑惑だった。西松マネーに関連し、小沢民主党代表の秘書が逮捕されたところから
おかしな展開となっている。
まずは、西松建設事件が自民党側には波及しないとした漆間発言である。
「記憶にない」でごまかそうという魂胆らしいが、政府が漆間氏を守ろうとしていることで
「国策捜査」とのそしりは免れない。漆間官房副長官は元警察庁長官である。
事務方の官房副長官は霞ヶ関官僚のトップであるが、代々厚生省か自治省の事務次官経験者から選ばれてきた。
厚生省というと意外に聞こえるが、実は両省とも「旧内務省系」の役所だ。内務省は戦前の強大官庁であり、
日本は戦後も内務省統治が続いてきたという関係者も少なくない。事務方トップの官房副長官が旧内務省系
官庁から輩出されてきたからである。警察官僚である漆間氏の官房副長官起用は、珍しいことだったのである。
その漆間氏が東京地検の捜査に言及したことの意味は大きい。
今日の事態のために捜査のプロを官邸に据えたと思われても仕方があるまい。国策捜査が疑われる一因だ。
次に、二階経済産業大臣に対する報道内容への疑問である。二階派の政治団体「新しい波」が西松建設の
ダミー「新政治問題研究会」と「未来産業研究会」から政治資金パーティ券代の形で資金提供を受けたのは
04年から06年の間である。西松の両政治団体は06年に解散しており、07年以降は資金提供そのものがない。
ところが、報道の大半が「新しい波」への捜査について、二階大臣の「事務所関係者」もしくは「秘書」が
事情聴取を受けるとしている。これはおかしいだろう。
(>>2-7に続く)
※関連スレ
【西松献金事件】 自民党・二階派「新しい波」への捜査に注目 会計責任者は泉信也元国家公安委員長である
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