09/03/10 15:07:57 P
ソース:西日本新聞
URLリンク(www.nishinippon.co.jp)
#北朝鮮ミサイル 迎撃準備も必要だろうが
北朝鮮が「人工衛星打ち上げ」と称して長距離弾道ミサイルを発射した場合に備えて、防衛省は
ミサイル防衛(MD)システムでの迎撃を含めた対応を検討しているという。
過去には、北朝鮮が発射した弾道ミサイルが日本海や日本列島を飛び越えて三陸沖の太平洋に着
弾した例もある。
今回も、北朝鮮が発射したミサイルが日本の領土や領海・領空に飛来することは十分に考えられる。
それが意図的なものか、制御ミスによるものかを問わず、国土と国民の安全を守るために、ミサイ
ル迎撃の即応態勢を準備しておくことは必要だろう。
日本のMDシステムは、イージス艦に搭載した海上配備型ミサイル(SM3)で日本に飛来する
弾道ミサイルを迎撃し、阻止できなかった場合は国内に配備した地対空誘導弾パトリオット(PA
C3)で撃ち落とすというものだ。
実際に迎撃に踏み切る場合、政府はMDシステム導入に伴い自衛隊法に新たに規定した「弾道ミ
サイル等に対する破壊措置」を初適用することになる。
ただ、明らかに軍事目的の発射であっても、平和利用のロケットと言い張るミサイルを実際に迎
撃するとなると、対北朝鮮政策の転換をも視野に入れた重大な政治決断が要る。
>>2つづく